「cope with」と「deal with」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「cope with」と「deal with」の違い英語

“cope with”“deal with”はどちらも「対処する」を意味する英語表現ですが、細かなニュアンスが異なります。

双方の適切な使い方を学び、状況に応じて使い分けましょう。

この記事では、“cope with”“deal with”の違いを分かりやすく説明していきます。

“cope with”とは?

“cope with”「対処する」「対応する」「取り組む」「処理する」などの意味があるほか、「対抗する」「耐える」「熟す」「拮抗する」といった意味で使用されることもあります。

なお、“cope”の語源はフランス語の「切る」やギリシャ語の「(拳などで)打つ」だと伝えられています。


“deal with”とは?

“deal with”「対処する」「処理する」「処置をとる」「取り扱う」などの意味を持つほか、「取引する」といった意味で用いられることもあります。

もともと“deal”には「分配する」という意味がありますが、“with”を付けることで「扱う」「対処する」という表現になります。


“cope with”と“deal with”の違い

“cope with”“deal with”は共に「対処する」を意味する表現ですが、ニュアンスや使用する場面に違いがあります。

“cope with”は問題となっている物事に対して「我慢する」「折り合いをつける」という意味合いがあり、“deal with”「問題に対する解決方法や対策方法を積極的に探しながら対処する」「解決しようとする」というイメージがあります。

どちらの表現を使うかについては、その時の状況や心境に応じて判断します。

次に、“cope with”“deal with”の違いを分かりやすく解説します。

“cope with”の例文

“cope with”は、問題となっている物事に対して感情的な折り合いをつけたり調整したりしながら対応するイメージです。

“I have to cope with the disease.”(私はその疾患に対応しなければならない)
“He coped with the difficult situation.”(彼はその難しい状況に対処した)
“We need to cope with the severity of the winter.”(私たちは冬の厳しい寒さに対応する必要がある)

“deal with”の例文

“deal with”には、問題に対する解決方法や対策を自ら探しながら対処するというニュアンスがあります。

“I will deal with it in the best way.”(私がベストな方法で対応します)
“We tried to deal with the problem in a logical way.”(我々はその問題に対し論理的に対処するよう試みた)

まとめ

“cope with”“deal with”には細かな違いがありますが、その時の気持ちやシチュエーションによってどちらの表現を使うか判断します。

二つの細かなニュアンスを理解して、英語表現のバリエーションを増やしましょう。

ぜひ英語学習の参考にしてください。

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