この記事では、“become”と“be”の違いを分かりやすく説明していきます。
「become」とは?
“become”の意味は以下の通りです。
1つ目は「~になる」という意味で、何らかの地位や役割を得る様になることを言います。
2つ目は「~に似合う」という意味で、人に対して調和している様子を言います。
3つ目は「ふさわしい」「適している」という意味で、見合っているかどうかということを言います。
上記に共通するのは「元の状態から変化する」という意味です。
「become」の使い方
“become”は「~になる」「~に似合う」と「ふさわしい」「適している」という意味で使われます。
自動詞・他動詞として目的語を伴い、「become/became/become」と不規則変化して使われます。
基本的に、元の状態から別の状態に変化する動作を表す時に使われる言葉です。
「be」とは?
“be”の意味は以下の通りです。
1つ目は「存在する」「ある」「いる」という意味で、主語となるものがそうである様子を言います。
2つ目は「起こる」「なる」という意味で、ある状態として存在し続けることを言います。
3つ目は「そのままでいる」という意味で、ものがあるがままの様子を言います。
4つ目は「~です」「~ます」という意味で、ものごとの状態を表します。
上記に共通するのは「ある状態として存在する」という意味です。
「be」の使い方
“be”は「存在する」「ある」「いる」「起こる」「なる」「そのままでいる」「~です」「~ます」などの意味で使われます。
英文法では「be動詞」と言われ、名詞により「is/am/are」に別れ、更に時制で「was/were/been」に不規則変化します。
基本的に、あるものがその状態で存在する時に使われる言葉で、前後の言葉で意味が幅広く変わります。
「become」と「be」の違い
“become”は「元の状態から別の状態に変化する動作」という意味です。
“be”は「あるものがその状態で存在すること」という意味です。
「become」の例文
・『He has become a policeman. 』(彼は警察官になった)
・『She will become more pretty. 』(彼女はもっと美人になるだろう)
・『What has become of her?』(彼女はどうなったの?)
「be」の例文
・『I want to be a famous. 』(私は有名になりたい)
・『Let it be. 』(なるがままにしておきなさい)
・『It must be fun. 』(楽しいに違いない)
まとめ
今回は“become”と“be”について紹介しました。
“become”は「ある状態に変化する」、“be”は「~という状態で存在する」と覚えておきましょう。