この記事では、“hug”と“embrace”の違いを分かりやすく説明していきます。
「hug」とは?
“hug”の主な意味は3つです。
1つめは、ギュッと抱きしめるです。
長い年月会うことができなかった人と久しぶりに出会うと、思わず両腕でギュッとしたくなります。
空港など、人との出会いや別れがある場所では、そのような光景を目にすることがあります。
寂しいときや悲しいときなどには、自分で自分をギュッとしたくなることもあるでしょう。
このような動作を意味しています。
2つめは、衣類が体にぴったりとあうです。
体の大きさにぴったりとあっている服は、体に密着をしてまるで衣類が体を抱きしめているようです。
窮屈だという意味ではなく、ちょうどよいサイズでピッタリしているさまを表しています。
3つめは、道などが場所にぴったり沿う、乗り物や人が道や場所にぴったり沿って進むです。
道幅のない路地を通るときには、体が建物にぴったりと沿って進むような形になります。
「hug」の使い方
ぴったりそう意味で使用をします。
腕を使ってギュッと抱きしめたとき、腕と体がぴったりとそっています。
衣服が体にぴったりとあっているとき、布と体がぴったりそっています。
道や場所などにぴったりしながら進むときも道や建物などに体や乗り物がそっています。
「embrace」とは?
“embrace”の主な意味は3つあります。
1つめは、抱きしめる、抱擁するです。
日本ではあまり行われませんが、欧米では挨拶をするときに抱擁をします。
テレビなどでその姿を見たことがあるでしょう。
あの動作を指しています。
抱擁するとき、人が人を取り囲む形になっています。
このことから、“embrace”は場所などを取り囲むという意味にもなります。
2つめは、考えや申し出を喜んで受け入れるです。
考えや申し出を受け入れるさまは、自分の中に相手の考えなどを取り込んでいるといえるでしょう。
3つめは、機会を捕える・利用する、職業や生活を進んで選びとるです。
機会を捕えたり利用すること、職業や生活を進んで選びとることは、喜んで受け入れているといえます。
しぶしぶやることではありません。
「embrace」の使い方
もともとは、2つの腕の中に抱くという意味がある言葉です。
抱きしめる行為は、2つの腕の中に抱いています。
2つの腕の中に抱くとき、自分の内側に他のものを取り込んでいます。
こういったさまから、考えや申し出を喜んで受け入れる、機会を捕えるなどの意味にもなります。
「hug」と「embrace」の違い
抱きしめるという意味が似ていて、この意味では2つの言葉に大きな違いはありません。
“hug”は体に沿う意味合いがあり、衣服がフィットする、道に沿うなどの意味もあります。
“embrace”は2つの腕の中に抱くという意味合いがあり、考えや申し出を受け入れるなどの意味もあります。
まとめ
抱きしめるという意味でほぼ同じですが、2つの言葉は意味合いが違い、その他の意味の点に違いがあります。