この記事では、「Horse(馬)」と「Pony(ポニー)」の違いを分かりやすく説明していきます。
「Horse(馬)」とは?
“Horse”は奇蹄目ウマ科の動物です。
奇蹄目ウマ科の動物にはウマ以外にも、シマウマやロバなどがいますが、「馬」というときには人間が飼育しているノウマという亜種を指すことが一般的です。
体長は2. 3~3m、体重は300~800kgです。
顔は縦長、長い尾と長いたてがみを持っています。
草食動物で植物をエサにします。
口をもごもごと動かしているのは、歯で植物細胞をすりつぶすためです。
牛は4つの胃を持ち、食物を口で細かくした後に胃に送り、胃で消化された後に再び口に食物が移動して細かくすりつぶしていますが、馬はこれとは異なり胃は1つしかなく、腸に棲みつく細菌が食物の発酵を行い、そこからエネルギーを得ています。
“Horse”が指すのは動物としての馬だけでなく、競馬、騎兵隊、馬に形や機能が似たものの意味もあります。
馬に形や機能が似たものとは、木馬、体操の跳馬、きゃたつなどです。
「Horse(馬)」の使い方
動物の馬を指して使用されることが多いです。
数えられる名詞なので“a horse”などとします。
「Pony(ポニー)」とは?
“Pony(ポニー)”は小型の馬です。
肩までの高さが147cm以下のものをポニーと呼んでいます。
しかし、高さの定義はあいまいで、英語の“Pony(ポニー)”は背丈が150cm以下のものをいうこともあります。
体が小さなものでは、高さが78cmほどのものもいます。
ファラベラは世界一小さなポニーとされており、犬ほどの大きさしかありません。
体長が3mほどある馬と同様に、顔は縦長で、長い尾とたてがみを持っています。
体は小さくても走る力はあり、時速40kmほどだせる品種もいます。
草食動物で草を食べます。
硬い草をするつぶすための臼歯を持っています。
“Pony”は動物のポニーのことだけでなく、ウイスキーやブランデー用の小型グラスや競走馬の意味もあります。
「Pony(ポニー)」の使い方
動物のポニーのことを指して使用されることが多いです。
数えられる名詞で“a pony”などとします。
「Horse(馬)」と「Pony(ポニー)」の違い
違いは体の大きさです。
“Horse(馬)”は体が大きく、“Pony(ポニー)”は体高が147cm以下のものをいいます。
どちらも奇蹄目ウマ科の動物です。
縦長の顔で長い尾とたてがみを持つ特徴があります。
草食動物で草を食べます。
また、どちらの動物も人間の生活にとけこんでおり、競走馬、軍馬、荷馬車などさまざまな事柄に利用されてきました。
まとめ
どちらも奇蹄目ウマ科の動物ですが、体の大きさが違います。
体高が147cm以下のものを“Pony”と呼んでおり、それよりも大きなものを“Horse”と呼んでいます。