「salary」と「payroll」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「salary」と「payroll」の違い英語

この記事では、“salary”“payroll”の違いを分かりやすく説明していきます。

「salary」とは?

“salary”には、俸給、給料という意味があります。

人間は生活を維持するために金銭を得なければなりません。

野生動物のように自然界にあるものを採取したり、屋外で寝起きしたりすることはないため、食料を得たり、寝起きしたりするために金銭が必要なのです。

そのための金銭を得るために仕事をします。

労働力などを提供することで、代わりに金銭をもらっています。

この金銭が給料です。

働いている人に対して雇い主が支払います。

支払いは、毎月、隔週、毎週などで行われます。

働いている場所によって、支払うタイミングが異なります。

“salary”は雇い主から労働者に支払われるもので、雇い主がおらず、自分自身で金銭を得ている場合には、“salary”とはいいません。

たとえば、株で金銭を得る、競馬などの賭けで金銭を得るなどのことではないです。

これらは雇い主から金銭をもらっているのではありません。


「salary」の使い方

形容詞+“salary”で、高い給料などと表すことができます。

種類を表す語とつければ、基本給、税込などの意味になります。

動詞+“salary”で、給料を支払う、増やす、交渉するなどの意味になります。


「payroll」とは?

“payroll”には2つの意味があります。

一つは、従業員総数、給料支払いです。

企業では、契約をしている何人もの人が働いています。

この人たちを従業員といいます。

従業員のすべての数が従業員総数です。

“payroll”が意味する給料支払いとは、従業員が支払われる金額のことです。

給料支払簿といった意味になります。

従業員にいくら支払っているかは、企業など雇っている側で把握しています。

把握するために給料支払簿などが用いられます。

もう一つの意味は、支払給与総額です。

雇い主が労働者に対して支払っている給料を合計した額を指しています。

「payroll」の使い方

“payroll”は名詞です。

従業員名簿、支払給与総額という意味で使用をします。

労働者がもらっているという意味ではなく、雇用主が支払っているといった意味です。

「salary」と「payroll」の違い

2つの言葉は給与という意味が似ていますが、同じものではありません。

“salary”は労働者が雇い主からもらっている金銭のことです。

定期的に支払われる固定されている額のものをいいます。

“payroll”は従業員名簿や従業員に支払っている金銭の額のことです。

働いているものがもらっている金銭のことではありません。

労働者が雇い主からもらっている、という意味ではないのです。

まとめ

給料を意味する2つの言葉ですが、同じものを指しているのではありません。

一方は労働者がもらうもの、もう一方は支払われる金額を指しています。

英語
違い比較辞典