この記事では、“pending”と“suspend”の違いを分かりやすく説明していきます。
「pending」とは?
“pending”の主な意味は4つあります。
1つめは、~を待つ間です。
~までという意味になります。
たとえば、彼が病気で入院をしていたとします。
私は彼が退院するのを待っています。
これは「彼が退院するまで」ということができます。
2つめは、~の間、~じゅうです。
掃除を専門に行っている業者に、自宅に来て掃除をしてもらうことにしました。
業者が作業をしている時間は、「掃除をしている間」ということができます。
ある期間という意味になります。
3つめは、未決定の、未完のです。
問題や業務などについていいます。
たとえば、掃除業者がホテルの清掃を依頼されたけれど、まだ終わっていないさまなどです。
4つめは、起ころうとする、差し迫ったです。
災害や問題についていいます。
すぐにも起こりそうだ、切羽詰まったといった意味になります。
「pending」の使い方
前置詞として使うと、~を待つ間、~の間という意味になります。
他の語を修飾する形で、まだ決まっていない、起ころうとするという意味にもなります。
「suspend」とは?
“suspend”の主な意味は3つあります。
1つめは、空中につり下がった状態にするです。
物を吊るす、ぶらさがるという意味になります。
たとえば、フックに物をひっかければ、空中につり下がった状態になります。
このような状態を指しています。
2つめは、空中に浮かぶ、浮遊するです。
粒子などが空中に浮かんで動くさまを意味しています。
たとえば、ホコリのような小さくて軽いものだと、空中に浮かんでふわふわと動きます。
こういった、ふわふわと浮かんで動くさまをいいます。
3つめは、一時的に停止するです。
少しの間だけ休むという意味になります。
判断、活動、資格、コンピューターなどについてを指しています。
たとえば、これまで活動していた歌手が、ある期間だけ活動を休むことなどをいいます。
「suspend」の使い方
宙に浮くという意味合いがあり、つり下げる、粒子などが漂うという意味で使用をします。
一時的に停止している状態は、少しの間、活動や判断などが定まっていない状態といえます。
「pending」と「suspend」の違い
“pending”の未決定という意味と、“suspend”の一時的に停止するという意味が似ています。
決定や承諾などを一時的に停止することは、保留する、つまりまだ決まっていないということができます。
しかし、同じことを指しているのではありません。
“pending”は、はっきりとまだ決まっていないことがわかっています。
一方、“suspend”は決めることを先に伸ばしている状態です。
まとめ
未決定という意味と、保留するという意味が似ていますが、それぞれの言葉が意味しているものは違います。