この記事では、“convince”と“persuade”の違いを分かりやすく説明していきます。
「convince」とは?
“convince”の意味は以下の通りです。
1つ目は「~を確信させる」という意味で、そうであると自信を持たせることを言います。
2つ目は「~を納得させる」という意味で、相手に理解させることを言います。
3つ目は「~を自覚させる」という意味で、あることを悟らせることを言います。
上記に共通するのは「人に理解させる」という意味です。
「convince」の使い方
“convince”は「~を確信させる」「~を納得させる」「~を自覚させる」という意味で使われます。
他動詞として使われ、名詞形は“conviction”になり、「有罪決定」「確信」「信念」などの意味で使われます。
基本的に、相手に対して事実であることを納得させる時に使われる言葉です。
「persuade」とは?
“persuade”の意味は以下の通りです。
1つ目は「説き伏せる」という意味で、あることを何度も勧めて承諾させることを言います。
2つ目は「~を納得させる」という意味で、何度も話して理解させることを言います。
3つ目は「信じさせる」という意味で、相手の信頼を得ることを言います。
上記に共通するのは「人に納得させる」という意味です。
「persuade」の使い方
“persuade”は「説き伏せる」「~を納得させる」「信じさせる」という意味で使われます。
他動詞として使われ、名詞形は“persuasion”になり、「説得」「説得力」「確信」「信念」「信条」などの意味で使われます。
基本的に、人を納得させるだけではなく、何かしらの行動を起こさせる時に使われる言葉です。
「convince」と「persuade」の違い
“convince”は「事実を納得させること」という意味です。
“persuade”は「納得させて行動を起こさせること」という意味です。
「convince」の例文
・『It is difficult to convince my father. 』
(私の父親を納得させるのは難しい)
・『He tried to convince the people of his innocence. 』
(彼は自分の無実を人々に納得させようと努力した)
・『Is there anyone to convince him of his error?』
(そこに誰か彼を説得できる人はいますか?)
「persuade」の例文
・『It is no use trying to persuade her. 』
(彼女を説得しようとしても無駄だよ)
・『I have to persuade my parents. 』
(私は両親を説得しなければならない)
・『You’re the only person that can persuade our boss. 』
(上司を説得できるのは君しかいないんだ)
まとめ
今回は“convince”と“persuade”について紹介しました。
“convince”は「事実を納得させる」、“persuade”「納得させて行動させる」と覚えておきましょう。