この記事では、“transport”と“carry”の違いを分かりやすく説明していきます。
「transport」とは?
“transport”の主な意味は3つあります。
1つめは、物や人を運ぶ、輸送するです。
物や人をある場所から別のある場所に移すことを意味しています。
宅配業者がこれをやっています。
宅配業者に荷物を預けると、別のある場所に持って行ってくれます。
これが、運ぶ、輸送するが意味しているものです。
2つめは、別の時や場所に思いをはせるです。
文学的な表現になります。
遠く離れている時や場所などに自分の思いを移すことをいいます。
3つめは、夢中にする、有頂天になるです。
他のことを忘れてしまうほど熱中させることをいいます。
これらは動詞の意味で名詞の意味もあります。
名詞では、輸送、運送業、持ち運びできるもの、有頂天、夢中という意味になります。
「transport」の使い方
思いをはせる、夢中にするという意味は、文学的な表現で使われることが多くあります。
日常的には、運ぶという意味で使われます。
「carry」とは?
“carry”の大な意味は6つあります。
1つめは、~を携えて運ぶです。
手にさげたり、身につけたりして運ぶことを意味しています。
たとえば、買い物袋を手に提げて運ぶなどです。
2つめは、乗り物や管などが運ぶです。
電車は人間を別の場所に持って行ってくれます。
水道管は、水を自宅などにまで持ってきてくれます。
こういったことを指しています。
3つめは、~を携えるです。
手に持っている、身につけているなど、現在所持していることに重点があります。
4つめは、状態や様子を身に帯びる、まとうです。
危険を伴う、商品に保証がついているなどのことをいいます。
5つめは、情報を掲載するです。
掲載とは、雑誌や新聞などに情報や写真などをのせることをいいます。
“carry”は雑誌などに記事をのせることだけでなく、商品にラベルをつけていることも意味しています。
ラベルには情報が記載されています。
消費者は、そこから情報を得ることができます。
6つめは支えるです。
支えるとは、落ちたり崩れたりしないように、何かをあてがっておくことをいいます。
たとえば、家の柱は屋根を支えてくれています。
“carry”は重いものを支えることを意味しています。
「carry」の使い方
複数の意味があり、いろいろな使われ方をしています。
運ぶという意味では、手に持って運ぶことを主にいいます。
支えるという意味では、重いものが崩れたり倒れたりしないようにすることをいいます。
「transport」と「carry」の違い
どちらの言葉にも運ぶという意味がありますが、意味合いがやや違います。
“transport”は輸送という意味で、船や車などを使って運ぶことをいいます。
“carry”は手に持ったり、身につけたりして運ぶことをいいます。
まとめ
2つの言葉は、運ぶという意味を持っていますが、どのような運び方なのかという点に違いがあります。