この記事では、“attract”と“appeal”の違いを分かりやすく説明していきます。
「attract」とは?
“attract”の意味は以下の通りです。
1つ目は「引力で引き寄せる」という意味で、科学的な引力により引き寄せることを言います。
2つ目は「~の心を引き付ける」という意味で、人に印象付けることを言います。
3つ目は「魅力を感じさせる」という意味で、人に関心を持たせて気持ちを引き寄せることを言います。
上記に共通するのは「強い影響力を与えて引き付ける」という意味です。
「attract」の使い方
“attract”は「引力で引き寄せる」「~の心を引き付ける」「魅力を感じさせる」などの意味で使われます。
他動詞として使われ、名詞形は“atraction”になり、「引き付けること」「人を引き付ける魅力」「人目を引くもの」「評判のもの」「呼び物」などの意味があり、「テーマパークのアトラクション」など日本語にもなっています。
基本的に、人や物に強い影響力を与えて引き付けるものに対して使われる言葉です。
「appeal」とは?
“appeal”の意味は以下の通りです。
1つ目は「訴える」「援助を求める」という意味で、法律や人の良識に対して自分の意見を述べて助力を求めることを言います。
2つ目は「懇願する」という意味で、相手に対して必死にお願いすることを言います。
3つ目は「関心を引く」という意味で、人の心に訴えかけて興味を持たせることを言います。
上記に共通するのは「人の心に働きかけて引き付ける」という意味です。
「appeal」の使い方
“appeal”は「訴える」「懇願する」「関心を引く」という意味で使われます。
自動詞・他動詞として使われ、名詞として「世間への訴え」「懇願」「人を引き付ける魅力」などの意味で使われ、「アピール」と日本語にもなっています。
基本的に、人の心に強く働きかけて、注目させたり人を動かそうとする時に使われる言葉です。
「attract」と「appeal」の違い
“attract”は「人や物に影響を与えて引き付けること」という意味です。
“appeal”は「人の心に働きかけて注目させること」という意味です。
「attract」の例文
・『I want to attract her affection. 』
(彼女の気を引きたい)
・『The hero attracts the hearts of people. 』
(ヒーローが人々の心を掴んだ)
・『We set a sign outside used to attract customers. 』
(外にお客を引き寄せる看板を取り付けた)
「appeal」の例文
・『He tried to appeal to a president. 』
(彼は社長に訴えようとした)
・『His appeal was rejected. 』
(彼の訴えは却下された)
・『She tried to appeal to her boyfriend’s sympathy. 』
(彼は彼氏の情に訴えようとした)
まとめ
今回は“attract”と“appeal”について紹介しました。
“attract”は「人を魅力して引き付ける」、“appeal”は「人の心に訴えて引き付ける」と覚えておきましょう。