この記事では、“guy”と“boy”の違いを分かりやすく説明していきます。
「guy」とは?
“boy”には5つの意味があります。
1つめは、やつです。
「タフなやつだな」「いいやつだ」などいいますが、その「やつ」です。
主に男性のことを指しています。
2つめは、人々、君たちです。
「やあ、君たち」といった親しみを込めたいい方をすることがあります。
人々なので1人ではなく、複数人のことを指しています。
男性のことも、女性のことも指す言葉です。
3つめは、やつ、代物です。
この「やつ」とは、1つめの意味の「やつ」とは異なり、名前がわからないものを指す「やつ」です。
人に対していうときには、卑しめの意味が込められていたり、ぞんざいに扱っていたりします。
物の場合も、名前がわからないときに使用されることが多くあります。
4つめの意味は、英国での意味ですがガイ・フォークスです。
ガイ・フォークスはイングランドで生まれ育った人物です。
1605年にイングランドでは火薬陰謀事件がありました。
この事件の実行責任者とされている人物がガイ・フォークスです。
英国では毎年11月5日にガイ・フォークスを模した人形を市中に曳き回し、焼く行事が行われています。
このときに使われる人形が“guy”と呼ばれています。
5つめの意味は逃亡です。
「guy」の使い方
主にやつという意味で使用されています。
~なやつという意味のやつ、名前がわからない人のやつなど、さまざまな意味のやつがあります。
「boy」とは?
“boy”の主な意味は3つあります。
1つめは男の子です。
男の「子」というように、主に18歳未満の男のことを指しています。
成人しているものは、一般的に子どもとはいわないので、男性であっても“boy”ではありません。
18歳未満の男性は若いといえるでしょう。
このことから、特定の職業に就く若い青年の意味もあります。
たとえば、“delivery boy”というと配達員です。
18歳未満の男性は、学生であることが少なくありません。
このことから、学生、生徒という意味にもなります。
2つめの意味は、年齢に関係なく男、やつです。
「いいやつ」「田舎出身のやつ」などの意味の「やつ」です。
「おい、きみ」と呼びかけでも使われます。
3つめの意味は男だけの仲間です。
仲間なので複数人いることになります。
「boy」の使い方
男性のことを指して使用します。
特に18歳未満の男性のことを指します。
若い男性の意味から、学生や生徒などのことも指します。
「guy」と「boy」の違い
「いいやつ」などの意味の「やつ」という点では、ほぼ同じことを指しています。
男性の意味もどちらの言葉にもあるのですが、“guy”は年齢に関係なく、“boy”は若い青年、特に18歳未満のものを指しています。
まとめ
男という意味がある2つの言葉ですが、それぞれの言葉が指している男の年齢が違います。
特に若い男のことは“boy”といいます。