「基盤」と「土台」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「基盤」と「土台」の違いとは?違い

この記事では、「基盤」「土台」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「基盤」とは?

物体の1番の基礎となる土台を「基盤」【きばん】といいます。

おおもとになる土台を指し、その部分がしっかりしていればその物体は簡単に崩れません。

使い方としては、「基盤をしっかり組み立てる」といい、全体的にずれにくい工夫を取り入れるのです。

元々は高さがある建物の1番下の部分を指す言葉であり、このことから、1番基本となる部分にしっかり目を向けて作業するのが大事な「基盤」になります。


「土台」とは?

建物をしっかり支えて建つようにする部分を「土台」【どだい】といいます。

日本では木造建築の基盤として、コンクリートを流して固めた上にいくつも骨組みを張り巡らせて、床をしっかり支える構造を採用するのが一般的です。

上からの重さを支える役割があり、基礎の上に木をいくつも横にして置いてから固定します。

その上に建物の柱を建てた後、釘を打って家にしていくのです。


「基盤」と「土台」の違い

ここでは「基盤」「土台」の違いを、分かりやすく解説します。

物事の1番基礎となる部分をしっかり固めることで、物事も順調に進められるという意味で使われているのが「基盤」です。

建物の最下位となる部分であり、この部分をきっちり造り上げれば全体的に強度を保ち、地震や台風でも滅多に崩れません。

もう一方の「土台」「基盤」となる上に立てる台であり、建物全体を支える部位を指すわけです。

「基盤」がしっかりしているからこそ「土台」の性能も上がります。

「基盤」の例文

・『基盤となる部分に注目して建てれば、地震に強い家になる』
・『基盤を固めるための訓練すれば、若い軍隊も乱れない』

「土台」の例文

・『戦争で命を失った村人の名前が土台に深く刻まれた』
・『津波は土台だけを残して多くの家を流してしまった』

まとめ

日本家屋ではよく使われている言葉ですが、どこを指すか建築の専門サイトや資料を見てみるのも学べる方法になるでしょう。

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