ゲームの画面が止まったりカクつくことを表す言葉には「ラグる」や「バグる」があります。
この記事では、「ラグる」と「バグる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ラグる」とは?
「ラグる」とはインターネットの通信に遅れが出ることを示す言葉であり、ゲーム内で時差が発生するのが特徴です。
この言葉に使われている「ラグ」は遅れやズレという意味であり、これが動詞化したものが「ラグる」となります。
「ラグる」は通信が必須となるオンラインゲームでよく発生するものであり、プレイヤーの回線の質や通信障害によって引き起こされます。
「バグる」とは?
「バグる」とはコンピュータやアプリ、ゲームなどが誤作動を起こすことや意図しない動作することを示す言葉です。
この言葉に使われている「バグ」は虫やプログラムにおける誤りや欠陥を表す意味があり、後者を動詞化したものが「バグる」となります。
「バグる」はゲームの誤作動やエラー以外にも人の行動や思考が矛盾することを示す時にも使うことが可能です。
「頭がバグる」はパニックや恐怖によって思考がおかしくなることを示します。
「ラグる」と「バグる」の違い
「ラグる」は通信回線や環境によって引き起こされるものであり、「バグる」はプログラムやゲーム内部で発生するものです。
オンラインゲームではこの2つが一緒に発生するケースも存在します。
「ラグる」の例文
・『格闘ゲームでラグるのは致命傷なので、通信回線の見直しをしました』
・『オンラインゲームでラグるのは結構あることなので、その時はシングルコンテンツを消化します』
「バグる」の例文
・『そのゲームは至る所でバグることが有名なクソゲーです』
・『バグることにより多大なエラーとアイテムロストが発生したので、運営からお詫びの品が届きました』
まとめ
「ラグる」や「バグる」はゲームで発生する現象として有名です。
「ラグる」はゲーム以外にも動画や生配信でも発生します。