「定員」と「定数」の違いとは?分かりやすく解釈

「定員」と「定数」の違いとは?違い

「定員」「定数」は同じような意味合いで使われますがどのような違いがあるのでしょうか。

今回は、「定員」「定数」の違いを解説します。

「定員」とは?

「定員」とは、「定められた人数」を意味する言葉です。


「定員」の使い方

学校が受け入れられる新入生の人数やエレベーターに乗れる人数など、特定の物事に対してあらかじめ定められた人数を意味します。

基本的には事前の想定に沿って決め人数であり、受け入れ能力や積載量などを考えた上で定めた人数を意味する言葉です。

一般的には対応可能な上限の人数を表す意味でわれます。

「定員」が20人のエレベーターなら20人まで乗ることが可能であり18人など「定員」に達しない人数なら問題ありませんが21人でオーバーしてしまうと利用できません。


「定数」とは?

「定数」とは、「必要であると定められた数」を意味する言葉です。

「定数」の使い方

物事を成り立たせるのに必要な数を指します。

その数がなければ物事が不成立になってしまうため絶対に必要な数が「定数」です。

選挙では1つの選挙区で選ばれる議員の人数を「定数」と表現します。

「定数」が3の選挙区なら絶対に3人選ぶ必要があり、2人しか立候補しなかった場合は必要な残りの1人を選ぶために再選挙が行われます。

「定員」と「定数」の違い

「定員」「定数」の違いは「その数であることの必要性」です。

「定員」は対応可能な最大人数を表す言葉でそれより少なくても対応可能であるのに対し、「定数」は絶対にその数であることが求められます。

「定員」が10人なら8人や5人でも問題ありませんが「定数」が10人の場合は9人や11人ではダメで10人ちょうどであることが必要です。

「定員」の例文

・『軽自動車の定員は4人である』
・『合格者数は定員を大きく下回った』

「定数」の例文

・『定数が3人の中選挙区に立候補する』
・『定数に満たないので効力が認められない』

まとめ

「定員」「定数」では数字の意味が全く異なります。

数字を下回った時の扱いに違いが出るのでそれぞれの意味を正しく理解しておきましょう。

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