水が小さな窪みに溜まっていることを表す言葉には「水たまり」や「淀」があります。
この記事では、「水たまり」と「淀」の違いを分かりやすく説明していきます。
「水たまり」とは?
「水たまり」とは水が小さな窪みに少量留まっていることを表す言葉であり、主に雨が降った後に作られます。
「水たまり」はこれ以外にも人為的に水を撒いた時にも発生します。
「水たまり」は広義だと池や湖に対して使うことが可能です。
「水たまり」は綺麗なものだと空を反射することもあり、イラストや漫画などの背景としても使われます。
「淀」とは?
「淀」は「よど」と読む言葉であり、水が滞っている場所を表す言葉です。
この言葉は通常「淀む」という風に使われており、こちらは水や空気が流れずに溜まっていることや、雰囲気や空気が溜まってどんよりとしていることを表す時にも使います。
「淀む」は「澱む」と書くことが可能です。
「淀」は人名や地名としても使われている感じであり、京都の地域名としても有名です。
「淀橋」は東京の地名であり、こちらはヨドバシカメラの名前の由来としても知られています。
「水たまり」と「淀」の違い
この2つはどちらも水が少量溜まっている場所を表す言葉です。
「水たまり」は基本的に水が留まっていることを表す言葉ですが、「淀」は「淀む」のように気分や雰囲気が落ち込んでいることを表す時にも使います。
「水たまり」の例文
・『雨上がりで水たまりを駆けていく少女がおり、元気そうでよかったです』
・『水たまりにはスズメがやってきて、とても可愛らしい姿でした』
「淀」の例文
・『京都の淀には競馬場があることで知られています』
・『その部屋は淀んだ空気が充満していたので、換気するために窓を開けました』
まとめ
「水たまり」や「淀」は水が窪みに少量溜まっていることを表す言葉です。
「淀」は「淀む」のように雰囲気が悪いことや調子が悪いことを表す時にも使います。