「ちまちま」と「まちまち」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ちまちま」と「まちまち」の違いとは?違い

この記事では、「ちまちま」「まちまち」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「ちまちま」とは?

仕事に取り掛かるとき、素早くやらず少しずつやることを「ちまちま」といいます。

小さくまとまった様子を指す言葉でもあり、元々は「拾了芝麻拾了西瓜」からきている中国語です。

意味としては、小さな物に目を向けてばかりいると大きなスイカを見逃してしまうので、注意して状況に目を向けるようにするのが大事という意味で使われています。


「まちまち」とは?

大中小と大きさが色々ある状態を「まちまち」といって伝えます。

一つもきれいに揃わない状態であり、物が机の上に無造作に置いてある状況を表すのです。

「大きさはまちまち」というように、いかに不揃いであるか伝えます。

他にも、身長が違ったり、体重の重さが違う複数の人が集まった様子を表す場合もありますし、色々な意見が集まったときに使われている言葉です。


「ちまちま」と「まちまち」の違い

ここでは「ちまちま」「まちまち」の違いを、分かりやすく解説します。

さっさと作業しないで、ゆっくりと少しずつやるさまを表すのが「ちまちま」です。

副詞として使われている言葉であり、ゆとりがないほど狭いという意味でも使われている言葉です。

もう一方の「まちまち」は、名詞と形容動詞であり、漢字では「区々」と書きます。

物の大きさがいくつもある様を伝えたり、多くの物が状態を表す言葉になるわけです。

「ちまちま」の例文

・『ちまちました人は男らしさを感じないので嫌いになる』
・『ちまちました顔立ちの男性に妹は付き合うか悩んだ』

「まちまち」の例文

・『まちまちした男性が集まって演技する舞台が面白い』
・『町内会では意見がまちまちで、一つにまとまらなかった』

まとめ

逆さまにした言葉ではありますが、すこしずつやることを「ちまちま」と、大きさが揃っていない様を「まちまち」と覚えておくといいでしょう。

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