この記事では、「ちまちま」と「ちびちび」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ちまちま」とは?
ちまちまとは、細々していることや小さくまとまっていることをいいます。
ちまちまの語源は「区区(まちまち)」という言葉です。
区区は不揃いなものを表す言葉でした。
「区」には「くぎる、しきる」という意味があり、色々なものを小さく区切ることを表していたのです。
そこからちまちまという言葉が生まれました。
「ちびちび」とは?
ちびちびとは、物事を一度にせずにほんの少しずつすることをいいます。
ちびりちびりということもあり、お酒など飲み物を飲む時の表現としてよく使われています。
また、お金についての表現として使われることもあります。
ちびちびは、ほんの少しずつ惜しむようにする様子を表す言葉です。
「ちまちま」と「ちびちび」の違い
ちまちまは細々としていることや小さくまとまっていることで、ちびちびはほんの少しずつすることをいいます。
ちまちまはネガティブな意味合いで使われることが多く、ちびちびにはそういったネガティブなニュアンスはありません。
ちびちびは飲み物を飲む際の表現に使われることが多いです。
「ちまちま」の例文
・『彼の日記は文字がちまちまとしていて読みにくい』
・『手が空いた時にちまちま作業をしているが、あまり進んでいない』
・『ちまちました考えは捨てて、もっと全体が良くなるように考えた方がいい』
「ちびちび」の例文
・『お酒を一人でちびちび飲むのが夜の楽しみだ』
・『借金をちびちび返しているがなかなか返し終わらない』
・『愛猫がちびちびミルクを飲んでいる様子を見るのは楽しい』
まとめ
ちまちまは細々としていることや小さくまとまっていることを表しています。
それに対してちびちびは、一度にせずにほんの少しずつすることを表しています。
ネガティブな意味で使われることが多いのは、ちまちまの方です。