「大学病院」と「学部附属病院」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「大学病院」と「学部附属病院」の違いとは?違い

この記事では、「大学病院」「学部附属病院」の違いを分かりやすく説明していきます。

「大学病院」とは?

大学病院とは、総合大学の医学部や歯学部、医科大学の附属施設である病院のことをいいます。

大学病院には、臨床・教育・研究の3つの役割があります。

先端的医療の推進や医師の養成などを目的にしています。

また、新たな診療法を開発するなど医療技術を高めることも目指しており、臨床研究や治験も行われます。


「学部附属病院」とは?

学部附属病院とは、大学病院のうち医学部や歯学部に附属している病院のことをいいます。

〇〇大学医学部附属病院といった名称になることが多いです。

この場合、大学本部の附属機関というわけではなく、〇〇大学の中の医学部の附属機関という位置づけになります。


「大学病院」と「学部附属病院」の違い

医師を養成する大学には、総合大学と医科大学があります。

総合大学の場合、色々ある学部の中で医学部や歯学部が医師の養成を行う学部です。

文学部や法学部、理工学部など医科に全く関係のない学部もあります。

総合大学が病院を設置する場合、医学部や歯学部の附属機関とすることが多いです。

そのため学部附属病院となります。

それに対して医科大学は、医学に特化した大学です。

医科大学にも医学部や薬学部、看護学部などの学部がありますが、医学に関係のある学部になっています。

大学病院の名称にわざわざ「医学部」といれる必要性は薄いので、〇〇医科大学付属病院となります。

ただし、名前の付け方に明確な決まりなどはありません。

大学の本部が病院を直轄している場合には〇〇大学病院や〇〇大学附属病院といった名称にし、医学部や歯学部の附属機関として設置されている場合には〇〇大学医学部(歯学部)附属病院とすることが多いです。

まとめ

学部附属病院は、大学病院の一種になります。

病院が大学の医学部や歯学部に附属している機関の場合には、学部附属病院と呼ばれることが多いです。

ることが多いです。

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