ファンタジー作品に登場する種族として「エルフ」と「ドワーフ」がいます。
2つの種族はそれぞれどのような存在なのでしょうか。
今回は、「エルフ」と「ドワーフ」の違いを解説します。
「エルフ」とは?
「エルフ」とは、「ファンタジー作品に登場する森の民」です。
「エルフ」の使い方
元々は北ヨーロッパの民間伝承に登場する妖精に近い種族でしたが、現在の一般的なイメージは「森に住み非常に美しい外見を持ち弓矢の技術と精霊魔法に通じた長命の種族」というものです。
このようなイメージがにはトールキン作「指輪物語」の影響が強く見られます。
日本では指輪物語など翻訳小説のイメージに加え国産ファンタジーの草分け「ロードス島戦記」で描かれたイメージが強く影響しています。
主人公パーンのパートナーのディードリットは日本で一般的に抱かれている「エルフ」のイメージそのものです。
「ドワーフ」とは?
「ドワーフ」とは、「ファンタジー小説に登場する地の民」です。
「ドワーフ」の使い方
元々はヨーロッパの神話や伝承に登場する空想上の種族で、頑丈な肉体と手先の器用さが特徴です。
身長は人間の背丈ほどしかないものの筋肉質でがっちりした体格を持ち斧やハンマーをふるって戦う優秀な戦士の一面も持ちます。
手先が非常に器用なことから鍛冶や細工など職人として描かれることが多く、ドワーフの作る武器や防具は一流品とされます。
無類の酒好きでもあり酒のためならどんな困難な依頼でもこなす、という設定で描く作品は少なくありません。
「エルフ」と「ドワーフ」の違い
肉体は弱いが魔法に通じた美しい種族が「エルフ」で、丈夫な肉体と器用さを合わせ持ち職人気質で酒好きの種族が「ドワーフ」という違いで区別されます。
あくまでも一般的なイメージなので別の設定で描かれる作品もありますが、多くの作品にこのような特徴で登場しています。
まとめ
「エルフ」と「ドワーフ」はファンタジーの中でも特に有名な種族です。
作品ごとに細かい違いはあるものの基本的な特徴は共通なので覚えておきましょう。