この記事では、「ハウスダンス」と「ヒップホップダンス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ハウスダンス」とは?
4つ打ちというかなりビートが速い音楽にのせて表現する踊りを「ハウスダンス」といいます。
ステップは流れるように表すこのダンスは1970年に米国で流行した「ハウスミュージック」から誕生した踊りでした。
当時、流行に敏感なシカゴにあるクラブハウス・ウェアハウスからで、ニューヨークのダンサーは音楽に合わせて自由にのっては踊ったのが噂となり、英国でも受け入れられていきます。
踊りは素早い音にのって両足を動かすステップを見せつつ、上半身で2ビートを刻むのが魅力です。
「ヒップホップダンス」とは?
それほど速くない8ビートというテンポにのせて、リズム良く踊るのが「ヒップホップダンス」です。
踊るときはリズムをアップさせたり、ダウンして全身を動かして格好良く手で振り付けしていきます。
米国では1970年代に登場した音楽であり、ディスコで流行りだしました。
踊りを流行らせたのはアフリカ系の貧困層であったアメリカ人で、お金が無いため公園に集まり、ターンテーブルを動かすDJの音楽に合わせて踊ったのが若者の心をとらえて広まります。
「ハウスダンス」と「ヒップホップダンス」の違い
「ハウスダンス」と「ヒップホップダンス」の違いを、分かりやすく解説します。
ハウスミュージックを聴きながら上半身で2ビートを刻み、4分音符を1小節取り入れた4つ打ちで足を動かし、踊るのが「ハウスダンス」です。
踊るときはカポエイラやアフリカン、サルサといった音楽を取り入れるのも魅力になります。
速いテンポにのせて自由度が高い踊りを見せるわけです。
また、120前後のリズムを1分間に刻むのも取り入れて見せます。
もう一方の「ヒップホップダンス」はDJがターンテーブルを回して流すクールな音楽に合わせて、アップダウンのあるゆっくりした踊りを見せるのがコツです。
流す音楽はディスコやファンクという音楽を耳に入れてMCは早口でラップし、社会的な問題に怒りを込めて踊りを見せます。
まとめ
同じダンスでもテンポの違いや流行らせた人々が異なってきます。
実際に音楽を聴いて、どう踊ればいいか動画で学ぶのも良い方法になるでしょう。