この記事では、「名医」【めいい】と「良医」【りょうい】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「名医」とは?意味
すぐれた腕を持つ医師を「名医」【めいい】といいます。
その土地だけでなく、全国的に名が知れていて、多くの患者が治療してもらいたいと頼ってくるのです。
そのため、治療数や手術経験も増えていき、ますます腕が良くなります。
また、患者の悩みを真剣に聞く耳を持ち、悩みを一緒に解決する前向きな姿勢も見られるのです。
医学界では実績があり、腕のいいエキスパートとして選ばれた者を「名医」と呼んでいます。
「良医」とは?意味
一人の人間として患者を見て、真剣に耳を傾けては痛いところを診て、どのような病気であるか具体的に伝えるのが「良医」【りょうい】といいます。
そして、一方的に治療するのではなく、患者がこのように手術してほしいといえば、なるべく希望に沿う方法で行うようにするのです。
このように、良い医療を目指して、日々努力を惜しまない医師を「良医」と呼びます。
若い医師の間では、いきなり「名医」を目指すのではなく、まずは経験を積んで「良医」になることを目指す人が増えているのです。
「名医」と「良医」の違い
「名医」と「良医」の違いを、分かりやすく解説します。
常に責任とる体勢で患者と向き合い、失敗しない治療法を見出せるのが「名医」といいます。
自分にはどのような治療ができるか見極めて、やれることをとことんやり通す医師という意味があるわけです。
手術をやらせれば的確で、他の医師ができない高度な手術ができるのも「名医」といえます。
もう一方の「良医」は、患者の立場を考えた治療ができて、どのような方法を用いれば病気を完治させられるかを考えて向き合う医師を指す言葉です。
まとめ
どちらも医師を指す言葉ですが、経験が豊富で難しい手術もこなせる人を「名医」と呼び、患者の希望に沿う治療を考えられるのが「良医」と覚えておくといいでしょう。