「味方」と「仲間」の違いとは?分かりやすく解釈

「味方」と「仲間」の違いとは?違い

この記事では、「味方」【みかた】と「仲間」【なかま】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「味方」とは?意味

敵対する者と張り合っているとき、自分と一緒に立ち向かってくれる人を「味方」【みかた】といいます。

例えば、職場で対立する社員がいたとき、その者の意見を否定し、自分の方について仕事を一緒に進めるといった人は頼もしい「味方」になるわけです。

このように、対立する相手に対して異議を唱えたり、自分と同じように否定して受け入れない人は「強い味方」になります。


「仲間」とは?意味

一緒に遊んでくれたり、趣味を楽しむ者を「仲間」【なかま】といいます。

同じことを楽しんでやってくれる人を指す言葉であり、「あの人は遊び仲間」といえば、ゲームや趣味など面白いと感じる行為を一緒にやって楽しめる人を呼ぶわけです。

このような仲が良い者は、自分が困っているとき手を差し伸べて助けたり、いつも隣にいて話し相手になってくれる「心が通じる仲間」になります。


「味方」と「仲間」の違い

「味方」「仲間」の違いを、分かりやすく解説します。

相手と喧嘩しているとき、自分側について一緒に行動する人を「味方」といいます。

何があっても見捨てたりはせず、常に行動を共にする人はまさに自分の強い「味方」になってくれるのです。

もう一方の「仲間」は、趣味や運動を共にやってくれる人を指します。

例えば、楽しい時間を遊戯に過ごしたいと思う者で、心が通う人を「気が知れた仲間」というわけです。

「味方」の例文

・『上司は失敗した私の唯一の味方になってくれた』
・『味方同士で醜い物の奪い合いが始まってしまった』

「仲間」の例文

・『着物好きな趣味を持つ近所のお姉さんが仲間になってくれた』
・『お互いの考えを理解しないばかりに、大切な仲間を失ってしまった』

まとめ

どちらも自分のために行動してくれる者を指す言葉ですが、意味に違いがありますので、うまく状況に合わせて使い分けてみるといいでしょう。

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