この記事では、「トレーナー」と「パーカー」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「トレーナー」とは?
国内では、スウェットという呼び方する上着を「トレーナー」といいます。
頭からすっぽり被るようにして着る服であり、下着やTシャツの上から重ね合わせて着る服です。
厚手であるので肌寒い時期に着れば防寒着ともなる服でもあります。
頭を覆うフードは無く、丈は腰ほどまでの短い服を指すわけです。
また、吸収性に優れた綿を採用しているものが多く、汗をかいても吸う機能性が見られます。
また、赤や青、黒、黄色、白、パステルといった色の種類が色々と揃い、柄や文字をプリントしたものなど気分が上がるトップスです。
「パーカー」とは?
厚手の「トレーナー」にフードが付いているものを「パーカー」といいます。
長袖なら手首よりも裾が長く、丈は腰よりも少し長めで、お尻を隠す程度の服を指すわけです。
または、袖がそっくりないデザインから半袖も「パーカー」と呼びます。
すっぽりと頭をくぐらせて着るもので、お腹部分に左右から手を入れられる大きめのポケットが付いているデザインもあります。
フードは左右の紐を引っ張ればきゅっと絞れて、頭に冷たい風が入ってこないようにできるのも魅力です。
正式には「パーカ」といい、寒い季節に最適なダウンやボア、ふわっとした生地のフリースもあります。
「トレーナー」と「パーカー」の違い
「トレーナー」と「パーカー」の違いを、分かりやすく解説します。
ラグラン長袖という袖が「トレーナー」で、フードが無い服を指します。
トレーニングウェアとも呼ぶ服であり、柔軟性と吸収性に優れた厚手の上着です。
また、伸縮性がある袖口や襟、裾のスウェット生地でできたこの服の創業者はアイビーウエアのVANである石津謙介氏でした。
もう一方の「パーカー」は、フードが有り、寒いときは頭にすっぽり被って寒さから守ります。
半袖から長袖まで長さが色々あるところが長袖だけの「トレーナー」とは違うところです。
この服が誕生した由来は、イヌイットというアラスカに住む住民が着ていた防寒着からきています。
まとめ
前から見ると形状が似ている服を2つご紹介しましたが、フードの有り無し、袖の長さ、素材に違いがありますので、画像や店頭などで見比べてみるといいでしょう。