この記事では、「ラノベ」と「なろう」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ラノベ」とは?
「ラノベ」とは、「日本独自の小説ジャンルの一つで、SF・ファンタジー・恋愛などのストーリーを、若者向けに、軽い文体でわかり易く書き、萌え系のイラスト付けた娯楽小説」です。
主に中高生を対象に、同じ年ごろの主人公が活躍する様子を、漢字が少なめのシンプルな文体で表現して、アニメの様なイラストを付けた、軽く読める娯楽小説です。
「ラノベ」の言葉の使い方
「ラノベ」は若者言葉として「ラノベを読む」「ラノベを書く」「ラノベ好き」などと使われます。
「ライトノベル」を省略した言葉で、英語で「light novel」と書き、「light」は「軽い」「軽快な」「ほっそりした」という意味、「novel」は「小説」という意味、「ライトノベル」で「軽快な小説」になります。
和製英語ですが、クールジャパンとして海外でも使われています。
「なろう」とは?
「なろう」とは、「若者向け小説のうち、主人公が異世界に転生して活躍したり、超自然的な力を身に付けて最強になるなど、SF・ファンタジーもののこと」です。
冴えない主人公が異世界に転生して長能力を身に付け、悪と戦い、その国の王女と恋に落ちるなど、定番のストーリーの展開で、上で紹介した「ラノベ」に含まれます。
「なろう」の言葉の使い方
「なろう」は若者言葉として「なろう小説」「なろうモノ」などと使われます。
「なろう系」を略した言葉で、「なろう」とは、ネットの小説投稿サイト「小説家になろう」を略した言葉です。
アマチュアが小説を投稿して、人気が高ければ小説化・アニメ化するというサイトで、最も人気なのが「異世界転生もの」であることから、その様なストーリーの小説に使われる様になりました。
「ラノベ」と「なろう」の違い
「ラノベ」は「若者向けの、軽快な小説のこと」という意味です。
「なろう」は「若者向けの、異世界転生ものや超能力ものなどの定番ストーリーの小説、ラノベの一種」です。
まとめ
今回は「ラノベ」と「なろう」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。