この記事では、「話し合い」と「意見交換」の違いを分かりやすく説明していきます。
「話し合い」とは?
「話し合い」は「はなしあい」と読みます。
意味は、「ある事柄について、お互いに歩み寄り、合意したり、解決方法を探るために、集まって論じること」です。
お互いに主張を述べ合い、問題を解決する方法を探り、何らかの成果を出す為の集まりを表します。
「話し合い」の言葉の使い方
「話し合い」は名詞として「話し合いする・した」「話し合いの場を持つ」などと使われます。
「話し」は動詞「話す」の連用形で「言葉で相手に伝える」「相談する」という意味、「合い」は動詞「合う」の連用形が名詞化した言葉で「二つ以上のものが近寄って一つになる」から転じて、動詞の連用形に付き、「互いに〜する」という意味、「話し合い」で、「お互いに言葉で相手に伝えること」になります。
基本的に、何らかの結論を出すために開かれる集まりに使われます。
「意見交換」とは?
「意見交換」は「いけんこうかん」と読みます。
意味は、「対立する立場の人達が、お互いの主張を述べあって、どの様な考え方をしているのかを知ること」です。
ある問題を解決する糸口をつかむために、お互いがどう思っているかを伝え合うための集まりで、その場で結論を出すことは含みません。
「意見交換」の言葉の使い方
「意見交換」は名詞として「意見交換する・した」「意見交換会」などと使われます。
「意見+交換」で成り立っている語で、「意見」は「ある問題に対する主張・考え」「心に思うところ」という意味、「交換」は「互いにやり取りすること」という意味、「意見交換」で「ある問題に対する主張や考えを互いにやり取りすること」になります。
基本的に、結論を出すのではなく、お互いの思うところを知る為に開かれる集まりに使われます。
「話し合い」と「意見交換」の違い
「話し合い」は「お互いに言葉で相手に伝えること、何らかの結論を出すために開かれる集まりに使われる」です。
「意見交換」は「ある問題に対する主張や考えを互いにやり取りすること、お互いの思うところを知る為に開かれる集まりに使われる」です。
まとめ
今回は「話し合い」と「意見交換」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。
