「一般的な祝儀袋」と「目録の祝儀袋」では何が違うのでしょうか。
この記事では、「一般的な祝儀袋」と「目録の祝儀袋」の違いを分かりやすく説明していきます。
「一般的な祝儀袋」とは?
「一般的な祝儀袋」とは、「お祝いのお金を渡す時に使う専用の袋」のことです。
結婚祝や入学祝などおめでたい出来事を祝って渡すお金のことを「祝儀」といいます。
お金をむき出しのまま直接相手に渡すのは失礼に当たるため祝儀を渡す時は袋に入れて渡すのがマナーです。
中にお金を入れ祝儀として渡すのに使う専用の袋を「祝儀袋」といいます。
「一般的な祝儀袋」は表にお祝いの題目を書き水引きを結んで祝いの気持ちを表現し相手に渡します。
「目録の祝儀袋」とは?
「目録の祝儀袋」とは、「贈り物の内容が書かれた紙を中に入れて渡す時に使う袋」のことです。
物事の内容を羅列して書き記した書類のことを「目録」といいます。
「目録の祝儀袋」は中に目録を入れて渡す時に使う専用の祝儀袋です。
たくさんの品物をお祝い品として相手に送る贈る合、現物の直接持ち運ぶのは簡単ではありませんし相手にとっても迷惑です。
品物を相手に贈る際には直接手渡すのではなく内容を書き記した目録を現物の代わりとして渡します。
目録の贈呈時に使用する「目録の祝儀袋」は表書きにそのまま「目録」と書き、中に目録を入れて相手に贈ります。
「一般的な祝儀袋」と「目録の祝儀袋」の違い
「一般的な祝儀袋」と「目録の祝儀袋」の違いを、分かりやすく解説します。
「一般的な祝儀袋」と「目録の祝儀袋」の違いは「中身」と「表書き」です。
「一般的な祝儀袋」は中に現金など贈るものを入れて表書きには結婚祝や入学祝などお祝いの題目を記します。
「目録の祝儀袋」は中に贈り物の内容を書いた目録を入れ表書きには目録と記します。
現金やギフト券など相手に渡す現物を直接入れるのが「一般的な祝儀袋」で、現物は入っておらず代わりの書類を入れるのが「目録の祝儀袋」という違いで区別します。
まとめ
「一般的な祝儀袋」と「目録の祝儀袋」では中身が違うだけでなく表書きも異なります。
専用の祝儀袋が販売されているので目的に合わせて使い分けてください。