ロングセラー洗剤、どちらがお勧め?
この記事では「アタックゼロ」と「アタック抗菌ex」の違いを分かりやすく説明していきます。
「アタックゼロ」とは?
東京都中央区に本社を置く『花王株式会社』が1987年から販売している「アタック」シリーズの一商品。
2019年3月に廃盤商品となった「アタックNEO」の後継商品として同年4月より販売開始されました。
発売以来毎年のリニューアルが行われるとともに商品ラインナップに追加が施されています。
部屋干し用に加えてドラム式用が現在は発売中。
「バイオアタック洗浄で菌の隠れ家ゼロ」がセールスポイントであり、名前の由来だと言っていいでしょう。
「アタック抗菌ex」とは?
2014年から抗菌EXシリーズは「アタックNeo」ブランドから販売されていました。
しかし同商品の販売終了や刷新を繰り返し、現行品は「アタック3X」の刷新、リニューアルしたものです。
発売日は2022年の7月でした。
「アタック」ブランドは頻繁にリニューアルを行う事で有名。
同商品も1年経たず2023年3月に部屋干しタイプとともにリニューアルがされています。
パワーワードは「ゾンビ臭断絶へ!」。
フルタイム抗菌を謳い文句にしています。
「アタックゼロ」と「アタック抗菌ex」の違い
「アタックゼロ」と「アタック抗菌ex」の違いを、分かりやすく解説します。
基本的なスペックの違いとして洗剤の液性が完全な別物だと言っていいでしょう。
前者は中性洗剤ですが、後者は弱アルカリ性になります。
弱アルカリ性の洗剤は雑菌の餌となる皮脂汚れなど酸性の汚れに強いため、その洗浄力に加えて雑菌の繁殖を防ぐ事ができるのが抗菌exの強みだと言えるでしょう。
また蛍光増白剤を添付しているため、より白さを引き出す事ができるのは長所だと言えます。
しかしそれは諸刃の剣となり、衣服の表示を確認しないで使うと無用な色落ちのリスクを負う事になってしまうでしょう。
「アタックゼロ」は中性のため弱アルカリ性の「抗菌ex」に洗浄力で劣るかもしれません。
しかし界面活性剤が51%のため、少量で洗浄効果の高い商品であると言えます。
まとめ
両者に限らず「アタック」ブランドはほぼ毎年リニューアルされるため、その都度確認が必要でした。
「アタックゼロ」中性洗剤のため、リスクを負わずに洗濯できるのがセールスポイントでしょう。
界面活性剤51%と濃縮洗剤であり、少量でも高い洗浄力を発揮します。
「アタック抗菌ex」はアルカリ剤を配合し、弱アルカリ性の液性を持っているのが特徴。
雑菌の餌である皮脂汚れなど酸性の汚れに強く、蛍光増白剤を添加してあるため、白のTシャツや肌着、子供の体操着などの洗濯で効果を体感できると言えるでしょう。
その反面蛍光増白剤を使用しているため、洗えないものがあったり、色落ちのリスクを抱える洗剤だと言えます。