「知れ渡る」と「有名になる」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「知れ渡る」と「有名になる」の違いとは?違い

この記事では、「知れ渡る」「有名になる」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「知れ渡る」とは?

自分がやってことが広く人々に知られる状況を「知れ渡る」【しれわたる】といいます。

例えば、杉の伐採に大きく貢献した人の活動内容と名前が日本中に知られるといった場面で使うのです。

また、「知れ渡った話」といえば、多くの人が耳にする話題という意味になります。

このように、多くの人に知られて、珍しいものではなくなった状態や人を指すわけです。


「有名になる」とは?

人々が興味をくすぐるような行為して、名前が知られることを「有名になる」【ゆうめいになる】といいます。

「各界の有名人」というように、相撲や舞台、専門分野といった幅広く大勢に知られている有名人になった状態を表すのです。

「有名になる」きっかけとしてはメディア関係で活動を取り上げられたり、大手の動画サイトで多くの人にフォローされている人を指します。


「知れ渡る」と「有名になる」の違い

ここでは「知れ渡る」「有名になる」の違いを、分かりやすく解説します。

多くの人に自分が実際にやったことが知られて広まるという意味がある言葉を「知れ渡る」といいます。

不倫した、人間関係で揉めた、詐欺に遭ったなどスキャンダル関係の話が日本中へ広まったという状況を伝える言葉です。

もう一方の「有名になる」はその業界で素晴らしい結果を出したのでメディアで取り上げられたり、多くの人が関心を示すことして名前が広まった状況を指します。

「有名になる」の方がより多くの人が興味を持った状態を伝えられる言葉です。

「知れ渡る」の例文

・『司会者として活躍する芸人が同性愛者である事実が知れ渡る』
・『選手が暴力行為で引退すると海外にも知れ渡る』

「有名になる」の例文

・『長年、何人もの子供に竹細工を贈った兄が有名になる』
・『大手のSNSで人生相談する彼女が有名になる』

まとめ

多くの人にやったことが知られたときは「知れ渡る」といい、人々の間で人気者となったときは「有名になる」を使うと学んでおくといいでしょう。

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