「エキパイ」と「エキマニ」の違いとは?分かりやすく解釈

「エキパイ」と「エキマニ」の違いとは?違い

自動車の排気系の部品として重要なものとして「エキパイ」と呼ばれるものがあります。

それでは、この「エキパイ」とはどういう意味でしょうか。

また、「エキマニ」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「エキパイ」「エキマニ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「エキパイ」とは?

「エキパイ」とは、「エキゾーストパイプ」、英語では「exhaust pipe」と呼ばれるもので、エンジン内で爆発した空気が排出される部分で「マフラー」と呼ばれる部品の直前に通過するもののことを言います。

「exhaust」とは、e英語で「排気」という意味なので、「排気パイプ」という意味になります。


「エキマニ」とは?

「エキマニ」とは、「エキゾーストマニホールド」、英語では「exhaust manifold」と呼ばれるもので、エンジン内で爆発した空気が排出される部分のことを言います。

「manifold」とは、日本語では「多岐管」というもので、要は「分岐した管」なので、この排気管の元部分が分岐していることを表しています。


「エキパイ」と「エキマニ」の違い

「エキパイ」「エキマニ」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つの言葉は、一般的な自動車における排気系の部品であることは同じですが、どの部分かということかが違います。

2つの関係を最も簡単に説明するなら、中央に位置する「触媒」のエンジン側にあるのが「エキマニ」で外側にあるのが「エキパイ」ということになります。

したがって、エンジンが排出したままの排気ガスが通るのが「エキマニ」であるため、「エキマニ」にはピストンの数と同じ本数のパイプがあり、「触媒」を通った後に通る「エキパイ」は通常は一本になります。

まとめ

この記事では、「エキパイ」「エキマニ」の違いを、解説してきました。

この2つの外にあり、多くの自動車では後部から見ることができるのが「マフラー」と呼ばれるものですが、このことばはイギリスでは「サイレンサー」と呼ばれるように排気音を小さくする役割を果たしています。

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