この記事では、“join”と“join in”の違いを分かりやすく説明していきます。
「join」とは?
“join”の主な意味は3つあります。
1つめは、つなぐです。
物と何かをひと続きにすることをいいます。
たとえば、ロープを柱に結んでつなぐ、島に橋をかけて別の島とつなぐなどです。
ロープと柱の関係でいうと、ロープ、柱という別々のものが、ロープを柱に結びつけることでひと続きになっています。
2つめは、つながるです。
物が何かとくっつくことをいいます。
離れているものがひと続きになることです。
たとえば、小道が大通りにつながるなどをいいます。
3つめは、人を結ぶ、結びつけるです。
結婚は、ある人とある人が結びついたということができます。
インターネットは遠い場所にいる人とつながりを作ってくれます。
行事や活動に参加することも、人と結びつけるといえます。
一緒に歌を歌うことも、人と人とのつながりが生まれています。
「join」の使い方
もともとは「接合する」という意味を持っています。
物と何かをくっつける、人と人とをくっつけることについて使用をします。
くっつくことであり、離れることではありません。
「join in」とは?
“join in”には、参加する、加わる、行動などにつきあうという意味があります。
参加する、加わるとは、ある目的を持つ集団の一員となることです。
たとえば、ゴミ拾い活動をしている人と一緒にゴミ拾い活動をするようになれば、その活動に参加する、加わるといえます。
議論に加わることも“join in”といいます。
議論はある事柄についての話し合い、つまり話し合いという活動をしていることになります。
その活動をしている人の一員になることなので、加わるということができます。
ある目的を持っている組織に加わると、その人たちと一緒に何かをすることになります。
そういったことから、一緒にするといった意味にもなります。
「join in」の使い方
“join in”の形で使用をします。
“in”の部分を他の語、たとえば“of”や“with”などにしてしまうと、別の意味になってしまいます。
「join」と「join in」の違い
“join”には複数の意味があり、その中に、参加する、加わる、行動などにつきあうというものがあります。
この意味で使用するときには、“join in”の形をとることが多くあります。
つまり、“join”を使って参加する、加わるなどの表現をしたいときに、“join in”を使うのです。
“join”にはつながる、結ぶなどの意味もありますが、“in”をつけるとこれらの意味ではなくなってしまいます。
つながる、結ぶなどの意味で使用したいときには、“in”はつけないのです。
まとめ
“in”をつけることで、参加する、加わるといった意味になります。
この意味で使用したいときに、“join”に“in”をつけます。