「めんどくさい」と「煩わしい」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「めんどくさい」と「煩わしい」の違いとは?違い

この記事では、「めんどくさい」「煩(わずら)わしい」の違いを分かりやすく説明していきます。

「めんどくさい」とは?

漢字では「面倒臭い」と表記する「めんどくさい」とは、「行動を起こすのが面倒である」さまや「負担や手間などを考えて気が進まない」様子などを示す言葉です。

「ことを起こすのが億劫(おっくう)である」あるいは「厄介事に巻き込まれそうな予感がする」などというニュアンスで使われており、「ややこしい」または「うっとうしい」などという語句と似たような意味合いで使用されています。


「煩わしい」とは?

「煩わしい」とは、「気持ちが乗らずに重苦しい」さまや「事情などがこみ入っていることで複雑な状況になっている」様子などを示す言葉です。

「可能であれば避けたい気持ちである」ないし「面倒なのであまり関わりたくない」などというニュアンスで使われている語句で、「煩雑(はんざつ)」もしくは「やる気が起こらない」などというニュアンスで用いられています。


「めんどくさい」と「煩わしい」の違い

「めんどくさい」「煩わしい」は、どちらの言葉も「できればやりたくない」などという意味合いで使われている似たような表現です。

「大変なので手をつけたくない」などというニュアンスで日常的に使われている「めんどくさい」と、「精神的な負担が大きいため気持ちが重い」などという意味をもちビジネスシーンなどでも用いられている「煩わしい」では、それぞれがもっている意味は異なっていると言えるでしょう。

「めんどくさい」の例文

・『宿題がめんどくさいからと言って後回しにしてはいけません』
・『雨が降りそうな雲行きですが傘を持って歩くのはめんどくさいですね』

「煩わしい」の例文

・『会社での煩わしい人間関係を解消したいです』
・『煩わしい作業からやっと解放されて気分がスッキリしました』

まとめ

「めんどくさい」「煩わしい」は、いずれの語句も「可能であれば避けたい」などという意味合いで使われている文言です。

使用する際にはそれぞれの語句がもっている微妙なニュアンスの違いに注意をしながらうまく使い分けるようにしましょう。

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