「方法」と「手順」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「方法」と「手順」の違いとは?違い

この記事では、「方法」「手順」の違いを分かりやすく説明していきます。

「方法」とは?

「方法」とはなにかをするためのやり方や手段を指す言葉です。

こういうことをすればこれは成功しますよというのが方法と言えます。

たとえば天ぷらの衣を作るなら卵と水と小麦粉を混ぜると作れますというのが衣作りの方法です。

やや大雑把にこうすればいいというやり方を指す言葉であり、この通りに従ってやれば上手くいくというような、詳細なものではありません。

やり方を大まかにまとめた概略のような言葉が方法と言ってもいいでしょう。


「手順」とは?

「手順」とはなにかをするためのやり方や手段の順番です。

大雑把にこうすればいいですよというのではなく、まずこうしてから次にこうしてというような流れを指します。

方法で例に挙げた天ぷらの衣で言うと、まず水と卵を溶いて混ぜ卵液を作り、その中に小麦粉を振るい入れ、それをざっくりと大まかに混ぜれば完成というのが衣作りの手順です。

このようになにをすればいいか、どういった順番で進めればいいかをある程度詳細に説明するので、手順が間違っていなければそれに従うだけで成功します。


「方法」と「手順」の違い

「方法」「手順」の違いを、分かりやすく解説します。

物事を達成するための大まかなやり方や手段が「方法」で、達成するためのやり方や手段の順番が「手順」です。

「方法」は大まかにまとめたものなのでそれに従ってもやり方を間違うこともありますが、「手順」は順番を詳細に説明しているのでそれに従えば上手くいきますし、そもそもそれに従うだけで上手くいくように作られるものが手順とも言えます。

まとめ

やり方や手段を大まかに説明したものが「方法」で、順番に従ってやり方や手段を説明しそれに従えば上手くいく程度に詳細なものが「手順」と思えばいいでしょう。

簡単に説明したい時には「方法」の大雑把な質問で問題ありませんが、仕事のような失敗すると問題があるものについてはちゃんと「手順」を説明して失敗しないように説明するべきです。

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