この記事では、「色彩検定」と「カラーコーディネーター」の違いを分かりやすく説明していきます。
「色彩検定」とは?
「色彩検定」は、AFT(日公益社団法人色彩検定協会)が主催する検定で、文部科学省は後援している検定になります。
そのため、「色彩検定」は、民間資格でありながらも公的な資格と言えます。
色彩学に対する知識の習得度を評価する検定で、1級、2級、3級、ユニバーサルデザインについて学べるUC級と4つのランクが設定されています。
一次試験は毎年6月と11月に行われ、1級の二次試験は12月に行われます。
試験範囲は幅広く、色のユニバーサルデザインや配力イメージ、ファッションなど様々です。
「色彩検定」の資格を取得することで、ファッション関係の仕事はもちろん、日常生活も豊かにすることができる、そんな資格になります。
「カラーコーディネーター」とは?
「カラーコーディネーター」は、東京商工会議所が主催する検定です。
3級、2級、1級とあり、3級がスタンダードクラス。
2級と1級がアドバンスクラスになります。
「カラーコーディネーター」の特徴は環境や商業に関する色彩を学ぶことができる点にあります。
そのため、この点に特化した試験内容となり、毎年6月と11月の2回、試験が行われます。
スタンダードクラスでは、色彩の基本を。
アドバンスクラスでは、ビジネスに必要な色彩の知識を問う問題が主体になります。
「カラーコーディネーター」の資格を取得することで、デザイン関係の仕事に活かすことができる魅力があります。
「色彩検定」と「カラーコーディネーター」の違い
同じ色に関係する資格ですが、主催する場所や問う内容などに違いがある「色彩検定」と「カラーコーディネーター」。
「色彩検定」はAFT(日公益社団法人色彩検定協会)が主催。
「カラーコーディネーター」は東京商工会議所が主催しています。
試験内容においては、「色彩検定」は色に関する全般的な試験内容となり、「カラーコーディネーター」は、ビジネスに特化した傾向が強くなります。
まとめ
以上が、「色彩検定」と「カラーコーディネーター」の違いです。
