この記事では、「初旬」と「上旬」の違いを分かりやすく説明していきます。
「初旬」とは?
「初め」という漢字が使用されていることからもわかるように、月の初めの頃、その月の初め頃。
つまり、「初旬」は1日から5日程までを指す際に用いられます。
また、場合によっては、その月の1日から10日までを指すこともあります。
少し曖昧な日数となる点が「初旬」の特徴です。
「初旬」の場合は、「初旬」単体で使用するよりも、月とセットで使用することが多くなります。
例えば、「3月初旬」や「7月初旬」などといった形で使用し、「3月初旬」は3月1日から5日まで。
あるいは、10日までを指すものとなります。
「上旬」とは?
「上旬」は、月の1日から10日までの10日間を指す言葉です。
「上旬」の場合は、「上旬」単体で使用するよりも月とセットで使用することが多くなります。
例えば、「1月上旬」や「8月上旬」といった形で使用し、「1月上旬」は、1月1日から10日までの間を指す言葉になります。
「上旬」に続き、「中旬」、「下旬」と、ひと月を分けることができ、「上旬」は1日から10日まで。
「中旬」は11日から20日まで。
「下旬」は、21日から、その月の終わりまでを指します。
「初旬」と「上旬」の違い
その月の初めの数日間を指す2つの言葉。
そのため、同じ意味として、例えば、「9月初旬」、「9月上旬」といった形で使用されることもあります。
そのうえで、「初旬」と「上旬」を比較した場合、「初旬」は基本的に、その月の1日から5日までを指し、「上旬」は、その月の1日から10日までを指す言葉になります。
そのため、「初旬」に比べ「上旬」の方が5日程度長いということになります。
この期間の長さに違いがある「初旬」と「上旬」になります。
まとめ
以上のことから、「初旬」と「上旬」には、期間の長さに微妙な違いがある言葉になります。
そのため、使用する際には注意が必要です。