「寂しい」と「虚しい」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「寂しい」と「虚しい」の違いとは?違い

「寂しい」「虚しい」は失敗や無意味、孤独を感じる時に発生する感情を表す言葉です。

この記事では、「寂しい」「虚しい」の違いを分かりやすく説明していきます。

「寂しい」とは?

「寂しい」「さみしい」と読む漢字であり、心が満たされていない状態や心細いことを表す時に使います。

「寂しい」はこれ以外にも物足りないことや人の気配がなくひっそりとしている場所を表す時にも使うことが可能です。

「寂しい」「淋しい」と書くことも可能であり、どちらも同じ用法で使うことが可能です。

「侘び寂び」は日本独自の美学意識として有名であり、静寂さの中に美しさや豊かさを見出す概念を示します。


「虚しい」とは?

「虚しい」「むなしい」と読む漢字であり、物事が空っぽであることや空虚であることを表す言葉です。

「虚しい」はこれ以外にも無駄なことや無利益なこと、はかないことを表す時にも使うことが可能です。

「虚しい」は対象となっているものがほぼ存在しないことや、全く無駄なことを表すのが特徴であり基本的にネガティブな言葉として使われます。


「寂しい」と「虚しい」の違い

「寂しい」は心が満たされていないことや心細いこと、物足りないこと、人がいないことを表す言葉です。

「虚しい」は物事が空っぽであることや無駄だと思うことを表す言葉です。

「寂しい」の例文

・『その公演はもの寂しい感じになっており、子供もほとんど遊びに来ません』
・『毎年冬になると恋人がいないことから寂しい気持ちになります』

「虚しい」の例文

・『全ては虚しいものだと思っていても、あがき続けて未来を掴むべきだと思っています』
・『試合に完全敗北してしまったので、彼はその後全てが虚しいと思い始めてしまいました』

まとめ

「寂しい」は心が満たされていないことや数が少なくてひっそりとしていることを表す言葉です。

「虚しい」は物事が空っぽであることや空虚であることを表す言葉であり、存在がほぼ残っていないことを表す時にも使います。

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