この記事では、「電動車椅子」と「手動車椅子」の違いを分かりやすく説明していきます。
「電動車椅子」とは?
「電動車椅子」は「でんどうくるまいす」と読みます。
意味は、「福祉・介護用品で、歩行が困難な人が座位で移動するために使用する、車輪の付いた椅子のうち、車輪を電気の力で動かすもののこと」です。
車体にバッテリーが搭載されていて、力が弱くてもレバーを引いたり、ボタンを押すだけで走行できたり、多少の段差なら乗り越えられたりします。
また、座位の姿勢を保持したまま、座面と背もたれの角度を調整できるので、自分で姿勢を変えられます。
筋力の低下した高齢者や障がい者でも走行ができる反面、バッテリーがある分重量が大きく、持ち運びが不便という面があります。
「電動車椅子」の言葉の使い方
「電動車椅子」は福祉用語・介護用語として使われます。
「電動」は「動力に電気を使うこと」という意味、「車椅子」は「歩行が不自由なときに腰掛けたまま移動できるように、椅子に車輪をつけたもの」という意味、「電動車椅子」で、「歩行が不自由なときに腰掛けたまま移動できるように、椅子に車輪をつけたもののうち、動力に電気を使うもの」になります。
「手動車椅子」とは?
「手動車椅子」は「しゅどうくるまいす」と読みます。
意味は、「福祉・介護用品で、歩行が困難な人が座位で移動するために使用する、車輪の付いた椅子のうち、車輪を手動で動かすもののこと」です。
左右の車輪が大きく、外側の輪を手で掴んで回して動かすものは「自走式」、車輪が小さめで、介助する人が後方のレバーを押して動かすものは「介助用」と呼ばれます。
軽量で持ち運びし易い反面、体力を必要とするので長時間利用しにくいという面があります。
「手動車椅子」の言葉の使い方
「手動車椅子」は福祉用語・介護用語として使われます。
「手動」は「機械など動力を用いないで手で動かすこと」という意味、「手動車椅子」で「歩行が不自由なときに腰掛けたまま移動できるように、椅子に車輪をつけたもののうち、機械など動力を用いないで手で動かすこもの」になります。
「電動車椅子」と「手動車椅子」の違い
「電動車椅子」は「歩行が不自由なときに腰掛けたまま移動できるように、椅子に車輪をつけたもののうち、動力に電気を使うもの」です。
「手動車椅子」は「歩行が不自由なときに腰掛けたまま移動できるように、椅子に車輪をつけたもののうち、機械など動力を用いないで手で動かすこもの」です。
まとめ
今回は「電動車椅子」と「手動車椅子」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。