最近では、DIYが一般的になったことで、DIYショップが郊外に数多く建設され、それまでは建設業向けの一部の専門的なショップに行かなければ手に入らなかったような工具類も簡単に手に入るようになりました。
その代表的なものの一つが「エア工具」です。
そして、「エア工具」が必要としているのが「コンプレッサー」です。
この記事では、エアコンプレッサーの「常圧」と「高圧」の違いを分かりやすく説明していきます。
エアコンプレッサーの「常圧」とは?
エアコンプレッサーというのは、「air compressor」という英語の意味もそうであるように、「空気を圧縮する」ための機械です。
エアコンプレッサーにはさまざまな用途があり、それぞれに専用の機会が販売されているのですが、今回解説するのは「エア工具」と呼ばれる、空気圧を利用した建築工具に使用されるものです。
このコンプレッサーには大きく2つのタイプがあり、その中の「常圧」タイプとは、0. 3Mp(メガパスカル)くらいの空気圧です。
この数字はわかりにくいですが、通常の自動車のタイヤの空気圧と同じくらいです。
エアコンプレッサーの「高圧」とは?
前述のように、コンプレッサーには種類がありますが、そのうち、かなり高い空気圧を作り出すのが「高圧」タイプです。
空気圧で言うと2Mpa(メガパスカル)くらいになるので、単純に考えても「常圧」の7-8倍の空気圧になるので、頑丈な機構が必要になり、価格も高価になります。
しかし、高い空気圧を使用できるので、作業は楽になり、例えばネイラーなどでは、より太いものを扱えるようになります。
エアコンプレッサーの「常圧」と「高圧」の違い
エアコンプレッサーの「常圧」と「高圧」の違いを、分かりやすく解説します。
ここまで説明して来たように、「エア工具」と呼ばれるものを使用するにあたっては必ずエアコンプレッサーが必要です。
その時に使用する「エア工具」には、必ず「常圧」対応か「高圧」対応かの記載があり、適合したタイプのエアコンプレッサーを使用しなければ事故になります。
「常圧」というのはかなり低めの空気圧を作り出すもので、「高圧」は高い圧縮を行うことで、パワーを増幅したものです。
まとめ
この記事では、エアコンプレッサーの「常圧」と「高圧」の違いに関して解説して来ました。
ここで紹介したような「エア工具」は、以前は建設業の作業員向けにしか存在していないものでしたが、現在ではDIYを楽しく効率的に行うためのものとして、多くの方が使用しています。
特にネイラーと呼ばれる釘打ち器は簡単に作業ができるので、人気です。