「実施要綱」と「実施要項」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「実施要綱」と「実施要項」の違いとは?違い

この記事では、「実施要綱」「実施要項」の違いを分かりやすく説明していきます。

「実施要綱」とは?

「実施要綱」「実施」とは、計画や法律などを実際に行うことを意味します。

また、「要綱」とは、基本となる大切な事柄。

また、それらをまとめたものを指す言葉です。

つまり、「実施要綱」とは、計画や法律などを実際に行う際に基本となる大切な事柄を意味します。

実施するにあたり必要となるルールや指針などを大まかにまとめたものが「実施要綱」になります。

主に行政や自治体が用いる言葉となるため、少し堅苦しいイメージのある言葉になります。


「実施要項」とは?

「実施要項」「実施」とは、計画や法律などを実際に行うことを意味します。

また、「要項」とは、大切な事柄。

必要な事柄。

また、それらを記したものを指す言葉です。

つまり、「実施要項」とは、計画や法律などを実際に行う際に大切な事柄を箇条書きにしたものを意味します。

例えば、どこで実施するのかといった場所。

いつ実施するのかといった日時などを箇条書きに記したものが「実施要項」になります。


「実施要綱」と「実施要項」の違い

「実施要綱」「実施要項」の違いを、分かりやすく解説します。

「実施要綱」は、実施するにあたり必要なルールや基準など基本となる事柄をまとめたもの。

「実施要項」は、実施するにあたり必要事項を箇条書きにしたものとなり、「実施要綱」「実施要項」の内容は大きく異なるものとなります。

例えば、受験を実施する際、「実施要綱」には、試験監督は3名配置する、受験生は9時までに着席させる、などを記します。

一方、「実施要項」には、募集人数や受験日時などを箇条書きにして記します。

「実施要綱」の例文

・『委員会の運営に必要な実施要綱を作成する』
・『事務処理に必要な実施要綱をまとめるため、様々なことを勉強し直しました』

「実施要項」の例文

・『実施要項はわかりやすさ、見やすさが重要です』
・『実施要項を作成する際、必要なところが抜けていないかの確認が必要です』

まとめ

この2つの言葉には以上のような違いがあります。

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