この記事では、「山岳氷河」と「大陸氷河」の違いを分かりやすく説明していきます。
「山岳氷河」とは?
「山岳氷河(さんがくひょうが)」とは、山岳地で見られる氷河のことを言います。
「山岳氷河」には「カール氷河」、「懸垂氷河」、「谷氷河」などがあります。
「山岳氷河」は低緯度の高山にもあり、「ヒマラヤ山脈」や「日本アルプス」でも見ることができます。
「山岳氷河」の「山」は、「やま」、「高く盛り上がった場所」などの意味があります。
また「岳」は、「たけ」、「高い山」などを指しています。
そして、「氷」は「こおる」、「こおり」などを表しています。
さらに、「河」は「川」、「大きな川」などを言います。
「大陸氷河」とは?
「大陸氷河」とは、「氷床」とも言い、大陸の広い範囲の地表を覆う氷河のことを意味しています。
高緯度地域にあり、南極大陸とグリーンランドで見ることができます。
「大陸氷河」の「大」は、「おおきい」、「広い」などの意味を持っています。
また「陸」は、「おか」、「くが」、「平らな土地」などを表しています。
そして、「氷」と「河」は前述のとおりになります。
「山岳氷河」と「大陸氷河」の違い
「山岳氷河」と「大陸氷河」の違いを、分かりやすく解説します。
「山岳氷河」とは、山岳地で見られる氷河のことを意味しています。
一方、「大陸氷河」は大陸の広い範囲の地表を覆う氷河のことを言います。
「山岳氷河」は山岳地で見られますが、「大陸氷河」は広い大陸で見ることができるので、この点に違いがあります。
また、「大陸氷河」は高緯度の地域にありますが、「山岳氷河」は低緯度の高山でも見られるので、この点も異なっています。
まとめ
「山岳氷河」は漢字の意味から見ると、「高い山の氷の川」と言う意味合いになります。
また、「大陸氷河」は漢字の意味で見ると、「広くて平らな土地の氷の川」の意味合いになります。
それぞれの言葉の意味や違いを知り、適切に使っていきたいものです。