この記事では、「切手」と「収入印紙」の違いを分かりやすく説明していきます。
「切手」とは?
切手は、きってと読むのは正しい読み方です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、刃物等できるやきっぷの略語等の意味の切の漢字に、てやてがたの略といった意味がある手の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ切手は、郵便切手の略語を表すのです。
「切手」の言葉の使い方
切手は、主に郵便切手を略した言葉として使われています。
具体的には、手紙等を郵便で送る際に必要となる証紙の事を、この切手という言葉を使用して表現するのです。
「収入印紙」とは?
収入印紙は、しゅうにゅういんしという読み方をすべき言葉となっています。
文字で記されたこの言葉を目にすれば分かる事ですが、金銭とか物品を他からおさめ入れて所有するといった意味を持っている収入の文字に、手数料や税金等を納めた事を証明として書類等の貼る紙片という意味を有する印紙の文字を付け加える事で、完成した言葉です。
以上の事から収入印紙は、租税や手数料やその他の収納金の徴収のために、財務省が発行している証票を示します。
「収入印紙」の言葉の使い方
収入印紙は、国庫の収入となる租税や様々な収納金等を徴収する目的で、政府が発行する証票に対して用いるべき言葉です。
税金や手数料を納付する際に、この収入印紙を貼る事で納めた事になります。
「切手」と「収入印紙」の違い
切手と収入印紙の文字表記を見比べれば、使用している漢字も読み方も違う言葉同士だと気付く事が可能です。
ただしそのものの見た目が似ているので、混同する恐れはないとは言えません。
とはいえ切手は、郵便切手の略語として、手紙等の郵便物を送る際に使用する物を表すのです。
一方の収入印紙は、租税や手数料等の徴収を目的に、財務省が発行している証票を示します。
まとめ
2つの言葉は使われている漢字も読み方も、特に似てはいません。
ですが物自体の見た目が似ている所があるので、注意が必要です。
ただし用途は全然違っており、切手は基本的に、手紙等を郵便で送る際に必要となる郵便切手の略語として使われています。
対する収入印紙は、手数料や租税等を徴収すべく、財務省が発行する証票に対して用いるべき言葉です。