この記事では、富山県の「育英模試」と「全県模試」の違いを分かりやすく説明していきます。
「育英模試」とは?
「育英模試」とは富山育英センターで作成されている模擬試験です。
学習塾の作成している模擬試験ではありますが塾生以外でも受けることができ、富山県では富山育英センターが大手学習塾ということもあり一つの指標になっています。
問題の作りは普段塾で教えている内容の傾向に引っ張られて作りはやや荒いですが、同じ志望校を持つ受験者の中で何位という結果を伝えてもらえるので合格できそうかどうかがわかりやすいのがメリットです。
「全県模試」とは?
「全県模試」とは都道府県ごとに行われている模擬試験です。
富山県以外でも「全県模試」を行っている都道府県はいくつかありますが内容は県ごとに違い、富山県では社団法人が問題を作成して模試を開催しています。
育英センター以外に通っている生徒は「全県模試」を受ける人のほうが多いですが、そういった人でも「育英模試」は受けられるため「全県模試」の方が受験者は少ないです。
問題内容は本番の受験さながらですが「全県模試」を受けた人全体の中で学力がどの程度かしかわからないため、実際に志望校を受けて上手くいきそうかどうかを正確に測るのは難しいでしょう。
「育英模試」と「全県模試」の違い
「育英模試」と「全県模試」の違いを、分かりやすく解説します。
学習塾の富山育英センターが作成し開催している模擬試験が「育英模試」で、一般社団法人が作成し開催している模擬試験が「全県模試」です。
問題の内容は「育英模試」よりも「全県模試」の方が本番の受験内容に近くなっています。
しかし志望校を受ける人の中で自分の学力がどれくらいに位置するかは「育英模試」の方が「全県模試」より把握しやすいでしょう。
まとめ
富山で高校受験するけれど育英センターには通っていないとなると「育英模試」と「全県模試」どちらにするかという問題が出てきますが、どういう見方での自分の学力の位置が知りたいかでどちらを選ぶべきかが変わります。
志望校を受ける人の中で自分がどれくらいの位置か知りたいなら「育英模試」を受け、富山の受験生全体の中でどれくらいの位置か知りたいなら「全県模試」を受けましょう。