この記事では、「明日は明日の風が吹く」と「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり」の違いを分かりやすく説明していきます。
「明日は明日の風が吹く」とは?
今日とまた明日は違うので、その日はまた気持ちを改めて前向きに生きることが大事という意味で使われているのが「明日は明日の風が吹く」【あしたはあしたのかぜがふく】です。
このような意味から、成るようにその日を生きるのが大事という言葉になります。
今日という時間を与えられた人は、その日を懸命に生きていれば何かしら良いことが起きるという意味で使うわけです。
「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり」とは?
悪い出来事が起きたとしても、そう何回も起こるわけではなく、良い出来事も舞い込むという意味がある言葉を「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり」【しずむせあればうかぶせあり】です。
仕事ができない人が偉くなった事実に驚く気持ちを表したり、相手に頑張って欲しいと応援するためにも使われています。
苦労する人にはこれ以上悪い状況にならないため、前向きに仕事しようと応援する言葉にもなるのです。
「明日は明日の風が吹く」と「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり」の違い
「明日は明日の風が吹く」と「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり」の違いを、分かりやすく解説します。
与えられた日を懸命に生きれば良い方向に向う場合もあるので、今日の失敗を深く考えては落ち込まないようにするという意味で使われているのが「明日は明日の風が吹く」です。
もう一方の「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり」は沈んでいくだけでなく、浮かんで良い状態になる場合もあるので前向きに作業しましょうという意味で使われています。
「明日は明日の風が吹く」の例文
・『今日の会議で企画内容を説明できなくても、明日は明日の風が吹く』
・『彼女に振られても、明日は明日の風が吹くから落ち込まない』
「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり」の例文
・『人気商品よりも期待していない物が完売するとは沈む瀬あれば浮かぶ瀬ありだ』
・『沈む瀬あれば浮かぶ瀬ありと言いますから、落ち込まないでください』
まとめ
落ち込む相手の気持ちを奮い立たせるときに使う言葉を2つご紹介しました。
自分で使い方を学び、どのような場面で使えばいいかを考えてみましょう。
