「可愛がる」と「甘やかす」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「可愛がる」と「甘やかす」の違いとは?違い

この記事では、「可愛がる」「甘やかす」の違いを分かりやすく説明していきます。

「可愛がる」とは?

「可愛がる」とは愛情を持って接することです。

かわいいからと優しく接することや相手が求めることに応えることを指して使われることも多いですが、将来大成させるためにあえて厳しく指導したり、わがままな大人にならないようしっかりと躾けたりすることも含みます。

そのため愛情を持って目に掛けて大事にしようと接することですが、必ずしも優しく接するとは限りません。


「甘やかす」とは?

「甘やかす」とは相手の好きなままわがままにさせることです。

相手が求めることに何でも応え従ったり、相手がやるべきことをなんでも代わったりなど、とにかく相手に都合のいいようにすることと言えます。

それで相手が後々困るかもしれないなどとは考えたとしても厳しく接しません。

ただひたすらに相手の都合がよく好きなようにさせるのが甘やかすことです。


「可愛がる」と「甘やかす」の違い

「可愛がる」「甘やかす」の違いを、分かりやすく解説します。

相手に愛情を持って接することが「可愛がる」で、相手の好きなようにわがままにさせることが「甘やかす」です。

「可愛がる」場合は相手のためを思ってあえて厳しく接することもありますが、「甘やかす」場合は厳しく接することはなくひたすら相手に都合のいいよう接します。

「可愛がる」の例文

・『子を可愛がる親』
・『才能のある後輩はみっちり指導して可愛がる』

「甘やかす」の例文

・『孫を甘やかす義母は教育に悪い』
・『飼い猫に様々なおもちゃを与えて甘やかす』

まとめ

「可愛がる」は優しくも厳しくも接しますが、「甘やかす」はひたすら過剰とも言えるほど優しく接するだけで厳しくはしません。

どちらも愛情があるからこその態度ですが、「可愛がる」ならあとあと本人のためになりますが、「甘やかす」だけでは本人のためにならないことも多いでしょう。

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