「士気を高める」と「モチベーション」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「士気を高める」と「モチベーション」の違いとは?違い

この記事では、「士気を高める」「モチベーション」の違いを分かりやすく説明していきます。

「士気を高める」とは?

「士気を高める」とは集団の物事に対する意欲を高めることです。

集団で力を合わせて行動したり事に及ぶにあたって、集団全員のやる気を上げることを士気を高めると言います。

一つの集団全員のやる気をまとめて上げることであり、集団に参加している人の一人ひとりにやる気を出させるよう働きかけることは、士気を高めるとは別のものです。

集団を一つのものと考え、集団全体の意気込みを強くすることを指します。


「モチベーション」とは?

「モチベーション」とは物事や目標に対する意気込みを指す言葉です。

意気込み以外にもやる気や意欲とも言い表されますが、行動している最中のその行動に対する意欲ややる気なども含めるので、やる気や意欲よりも一歩進んだ言葉と見なされることもあります。

集団行動で全員のやる気を指して使われることもありますが、個人単位でのやる気や意欲を指しても使われる言葉です。

またやる気や意欲を引き出すための動機づけをモチベーションと言うこともあります。


「士気を高める」と「モチベーション」の違い

「士気を高める」「モチベーション」の違いを、分かりやすく解説します。

集団の物事に対するやる気を出させることが「士気を高める」で、やる気や意欲や動機づけを意味する言葉が「モチベーション」です。

「士気を高める」は集団に対して使い、「モチベーション」は集団だけでなく個人にも使われます。

ビジネスシーンでは動機づけによって「士気を高める」ことも「モチベーション」と言いますが、これはモチベーションという言葉の持つ意味の一部でしかありません。

まとめ

「士気を高める」ことは「モチベーション」の意味に含まれる動機づけによってやる気を引き出すことと同じです。

ですがモチベーションにはそれだけでなく、やる気や意欲そのものという意味を持ちそれを指して使われることも多いというのが言葉としての大きな違いになります。

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