この記事では、「リブート」と「リセット」の違いを分かりやすく説明していきます。
「リブート」とは?
「リブート」とは、「IT用語で、実行しているものを一度停止させて、再度電源を入れ直すこと」という意味です。
端末のシステムや情報などに変更を加えるものではありません。
「リブート」の言葉の使い方
「リブート」はIT用語として「リブートする・した」「リブートさせる」などと使われます。
英語の「reboot」が日本語化した言葉で、「re-」は「再び」という意味の接頭辞、「boot」は「コンピュータの立ち上げ・起動」という意味、「リブート」で「再起動」と和訳されます。
新しくアプリをインストールしたり、OSの設定を変更した時などに、一度電源を落としてから入れ直すことに使われます。
「リセット」とは?
「リセット」の意味は以下の通りです。
1つ目は「全てを元に戻して最初からやり直すこと」という意味です。
2つ目は「IT用語で、機械を使用する前の状態に戻すこと」という意味です。
それまでのアプリや情報が消えたり、システムが旧状態に戻ることなどがあります。
3つ目は転じて「大切なことをすっかり忘れて何も知らないことになっている状態」という意味です。
「リセット」の言葉の使い方
「リセット」はIT用語として「リセットする・した」「リセット状態」などと使われます。
英語の「reset」が日本語化した言葉で、「re-」は「再び」という意味の接頭辞、「set」は「定める」「設定する」という意味、「リセット」で「再設定」と和訳されます。
コンピュータが正常に動作しなくなった時などに、一度使用前の状態に戻すことに使われます。
また、情報やデータが消えてしまうことから転じて「記憶が消えること」という意味でも使われます。
「リブート」と「リセット」の違い
「リブート」は「一度電源を落としてから入れ直すこと、再起動」です。
「リセット」は「一度使用前の状態に戻すこと、再設定」です。
まとめ
今回は「リブート」と「リセット」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。