この記事では、「マインドフルネス」と「ヨガ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マインドフルネス」とは?
「マインドフルネス」とは、「あれこれ考えず、今の瞬間にのみ意識を向けることにより、自分の内面に深く入り込む精神統一法のこと」という意味です。
ひとつの方法ではなく、瞑想・ヨガ・呼吸法などにより、自分の深層意識まで入り込む状態を表します。
余計なことに惑わされず精神を集中させることで、気持ちを落ち着かせリラックスできます。
それにより、精神的なことが理由となる身体の不調なども緩和する効果が期待できます。
「マインドフルネス」の言葉の使い方
「マインドフルネス」は、健康法用語として使われます。
英語で「mindful」は「心を配る」「注意する」という意味の形容詞、「-ness」は形容詞に付き、「〜の状態のもの」「〜の性質のもの」などの名詞を作る接尾辞です。
語源は仏教用語「sati(サティ)」で「記憶」「思い出すこと」という意味、「mindfulness」と英訳されて使われる様になり、日本に伝わりました。
基本的に、今の瞬間にのみ意識を向けて、心を落ち着かせた状態に使われる言葉です。
「ヨガ」とは?
「ヨガ」とは、「心を落ち着かせるために、ゆっくりとポーズを取りながら、呼吸法を使い、自分の身体に意識を向ける健康法のこと」という意味です。
深く呼吸ができる様に身体を動かし、自分の内面へ意識を向ける方法を表します。
元々は瞑想により悟りの境地を開くことが目的でしたが、最近では呼吸を整えて気持ちを鎮めることで、上記で紹介した「マインドフルネス」と同じような健康効果が期待できるやり方を表すことが多くなっています。
「ヨガ」の言葉の使い方
「ヨガ」は宗教用語・健康法用語として使われます。
語源はサンスクリット語の「ユジュ」という語で、「牛や馬と荷台を結び付けるくびきのこと」という意味です。
ここから転じて「心を言一点に結びつける」という意味で使われる様になりました。
基本的に、呼吸法とポージングという動きを中心に、精神を整える健康法に使われる言葉です。
「マインドフルネス」と「ヨガ」の違い
「マインドフルネス」は「今の瞬間にのみ意識を向けて、心を落ち着かせた状態」です。
「ヨガ」は「呼吸法とポージングという動きを中心に、精神を整える健康法」です。
まとめ
今回は「マインドフルネス」と「ヨガ」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。
