この記事では、「ブラスバンド」と「マーチングバンド」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ブラスバンド」とは?
「ブラスバンド」とは、「金管楽器をメインに、打楽器などを加えて編成された楽団」という意味です。
トランペット・ホルン・トロンボーンなどを主体に、サポート楽器を加えた楽隊のことです。
「ブラスバンド」の言葉の使い方
「ブラスバンド」は音楽用語として使われ、「ブラバン」と略されて使われることもあります。
英語の「brass band」が日本語化した言葉で、「brass」は「真鍮(しんちゅう)」という意味、「band」は「集団」「一段」「楽隊」「楽団」という意味、「ブラスバンド」で「金管楽器による楽団」になります。
「吹奏楽」との違いは、クラリネットなどの木管楽器が含まれていない点ですが、定義はあいまいで、木管楽器を含めた楽団を表すこともあります。
「マーチングバンド」とは?
「マーチングバンド」の意味は以下の通りです。
1つ目は「軍隊などで、演奏しながら行進する楽団のこと」という意味です。
2つ目は転じて、「演奏形態は問わず、一つのテーマに沿って動きを取り入れた楽団のこと」という意味です。
「マーチングバンド」の言葉の使い方
「マーチングバンド」は音楽用語として使われます。
英語の「marching band」が日本語化した言葉で、「march」は「人が行進する」「軍隊が進軍する」という意味です。
由来は「軍隊において、国旗などの警備兵が、鼓笛隊やラッパ鼓隊を伴って行進していたこと」にあります。
現在では視覚的要素が重視され、パフォーマンスする楽団に使われています。
「ブラスバンド」と「マーチングバンド」の違い
「ブラスバンド」は「金管楽器をメインに、打楽器などを加えて編成された楽団」です。
「マーチングバンド」は「軍隊などで、演奏しながら行進する楽団のこと」、転じて「演奏形態は問わず、動きを取り入れた楽団のこと」になります。
まとめ
今回は「ブラスバンド」と「マーチングバンド」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。