この記事では、「チャイブ」と「ネギ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「チャイブ」とは?
ユリ科ネギ属の多年草の一種です。
円筒形の細長い葉を持ちます。
成長が旺盛で、春から秋の収穫期に地面から4〜5cmほどを残して収穫をすると、2週間ほどで新たに収穫できるような状態になります。
小さな鱗茎を持ち、鱗茎がわかれて成長をしていきます。
風味はマイルドで、和洋中とさまざまな料理に利用されています。
たとえば、生のまま刻んだものをクリームチーズやバターに混ぜれば、風味を添えることができます。
また、スープに散らせば、繊細な香りを楽しめるとともに、緑の美しさも加わります。
栄養成分としては、βカロテンやカルシウムを多く含みます。
「チャイブ」の香りには、食欲増進や血行促進などの働きがあるとされています。
「ネギ」とは?
ユリ科ネギ属の植物の一種です。
ヒガンバナ科とする場合もあります。
「ネギ」には、細長い緑色の葉を持つ「葉ネギ」と、白い部分を食べる「長ネギ」があります。
「長ネギ」は「白ネギ」「根深ネギ」とも呼ばれます。
白い部分は根ではなく葉です。
土をよせて日を当たらないようにして、白くしています。
緑色の部分にはβカロテンやビタミンCが多く含まれています。
生で食べると辛味があり、加熱をすればとろっとした食感と甘みが生まれます。
生を薬味として食べるほか、煮る、焼く、炒めるなどをして食べることもあります。
「チャイブ」と「ネギ」の違い
「チャイブ」と「ネギ」の違いを、分かりやすく解説します。
ネギ属の植物である点は同じですが、それぞれ違う植物です。
「チャイブ」は細長い葉をしています。
「ネギ」は「長ネギ」「白ネギ」と呼ばれるものは、白い部分があります。
「葉ネギ」と「チャイブ」は見た目が似ていますが味が異なり、「チャイブ」の方がマイルドな味です。
まとめ
ネギ属である点が似ていますが、それぞれ違う植物です。