この記事では、「協賛」と「スポンサー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「協賛」とは?
協賛は、きょうさんと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、力を合わせるや調子が合う等の意味を持っている協の漢字に、同意するとか力添えして助けるといった意味を有する賛の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ協賛は、事業や催し等に賛同した上で協力する事を表すのです。
具体的にはイベントや事業等に、資金を出す等の協力行為を行うという意味で、この協賛は使われています。
「スポンサー」とは?
スポンサーは、sponsorと英語表記出来る言葉です。
そもそも後援者や広告主、保証人等の意味を持つsponsorという英語を、カタカナ表記にして日本語化したのが、このスポンサーの言葉となっています。
以上の事からスポンサーは、事業等の資金を提供してくれる人物、出資者を示すのです。
要するに事業の資金援助を大きめな規模で行ってくれる相手を、このスポンサーの言葉を用いて表現します。
「協賛」と「スポンサー」の違い
協賛とスポンサーの文字表記を比較してみると、漢字とカタカナであり、使われている文字も読み方も全然違っている事に直ぐに気付けるものです。
所がどちらも、事業やイベントを援助するという意味を所有しています。
そのため使い分けを考えると、どちらの言葉を選択すべきかで迷う人は少なくありません。
とはいえ意味のニュアンスには違いがあり、協賛は資金の提供を含め、様々な協力をする事を表す言葉ですが、どちらかというと小規模です。
スポンサーの方は、主に大きめな規模の資金を提供する人を示します。
まとめ
2つの言葉は文字表記は似ていませんが、どちらも事業等を援助するという意味を指し示すのです。
なので表現する意味は似ていますが、ニュアンスには相違点があるのでそこを把握すれば、きちんと使い分け出来ます。
ちなみに協賛は、事業やイベント等の賛同し資金等を含めた協力を行う事を表す言葉ですが、援助の規模的にはそこまで大きくない時に使われる事が多い言葉です。
対するスポンサーは、比較的大きな規模の資金援助等に対して用いられています。