この記事では、「4G」と「5G」の違いを分かりやすく説明していきます。
「4G(フォージー)」とは?
「4G」とは、「第4世代の移動通信システム」を意味する言葉です。
「4G」のGは“Generation”のイニシャルであり、「4G」より前の規格には「1G」、「2G」、「3G」があります。
「4G」は2015年より実施され、その通信速度は110Mbpsからおよそ1Gbpsになります。
ちなみに、「4G」の1つ前の規格である第3. 9世代の「LTE(Long Term Evolution)」は「3G」と「4G」の中間に位置する規格ですが、「4G」の一種とされているのです。
「4G」の言葉の使い方
「4G」は名詞として使われています。
「5G(ファイブジー)」とは?
「5G」とは「第5世代の移動通信システム」を意味する言葉です。
「5G」には以下3つの特徴を持っています。
1つ目は大容量のデータでも高速でダウンロードができる点です。
2時間の映画データをたった数秒でダウンロードできます。
2つ目は低遅延の信頼性が高い通信ができる点です。
「5G」だと、通信の遅延がものすごく小さくなり、安定した通信が可能になります。
ゲームをプレイする場合においても、遅延を気にすることなく快適に遊ぶことができるのです。
そして、3つ目は多数同時接続が可能な点です。
「5G」ではより多数の機器を同時にネットワークへと接続することが可能になります。
「5G」は2020年よりサービスが開始され、その通信速度は10Gbpsとされています。
「5G」の言葉の使い方
「5G」は名詞として使われています。
「4G」と「5G」の違い
第4世代の移動通信システムが「4G」であり、「4G」の次世代通信システムである第5世代の移動通信システムが「5G」になります。
「5G」の通信速度は「4G」の20倍、遅延は10分の1とされており、さらに「4G」の10倍の機器を同時に接続可能とされているのです。
したがって、「5G」はモバイル機器のみならず、あらゆる機器からネットワークの利用が可能となりました。
まとめ
「4G」から進化した次世代の通信システムが「5G」ということでした。