「ボール紙」と「ダンボール」の違いとは?分かりやすく解釈

「ボール紙」と「ダンボール」の違いとは?違い

この記事では、「ボール紙」「ダンボール」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ボール紙」とは?

ボール紙は、ぼーるがみと読むのが正解な言葉です。

文字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、英語のboardから由来しているボールの文字に、かみやしへんといった意味を有する紙の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。

故にボール紙は、砕木パルプや藁等を原料にして作られた厚手の紙を表すのです。


「ボール紙」の言葉の使い方

ボール紙は、藁パルプ等で作られた板紙に対して使われる言葉となっています。

厚くすいた紙であるだけに、腰が強く紙の質として堅いものに対して、このボール紙の言葉が使用されているのです。


「ダンボール」とは?

ダンボールは、段ボールと漢字混じりで表記される事も多い言葉となっています。

文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、積み重なったものといった意味があるダンの文字に、boardの英語から生じたボールの文字を組み合わせる事で、完成した言葉です。

以上の事からダンボールは、板紙を多層構造にする事で頑丈にした紙製品を示します。

「ダンボール」の言葉の使い方

ダンボールは、波状にした中しんを入れる事で強靱にした板紙に対して用いるべき言葉です。

主に包装用の箱として立体的な構造で、利用されるものに対して、このダンボールの言葉が駆使されています。

「ボール紙」と「ダンボール」の違い

ボール紙とダンボールの文字表記を比較すると、紙とダンという文字の違いがある事に気付けるものです。

所がボールの文字は共通しており、どちらも頑丈さのある板紙を表現する言葉となっています。

とはいえボール紙は、古紙やわら等を原料にして厚くすいた1枚の紙を表すのです。

一方のダンボールは、波状の中しんの両面か片面に厚手の紙を貼り合わせた板紙を示します。

まとめ

2つの言葉は共通する文字があるだけでなく、どちらも板紙を指し示す言葉です。

ただしボール紙は、藁パルプ等で作られた1枚の板紙に対して使われる言葉となっています。

対するダンボールは、波状の中しんに厚手の紙を貼り合わせる事で頑丈にした紙製品という意味で用いられる言葉です。

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